私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

柴犬の本気噛みですか・・・

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おはようございます。

6か月頃から犬にも思春期がやってきます。

犬の成長過程を学んでいただくのは、成長段階でどのような行動が現れるのかの予備知識を持っていただきたいからです。

charliemama3.hatenablog.jp

社会化期は甘噛みは強めでも、比較的初心者飼い主さんでも何とかなるくらい

犬という動物は育てやすいものです。

大変だった~・・・

という飼い主さんでも数年経って振り返ってみれば

「どうしてあんなに大騒ぎして、小さな犬に恐れを抱いていたのか分からない」

っていうくらい、実は子犬時期は可愛いものです^^;

でもお互い、どんなに犬との経験のある人でも、お互いの関係は一年生。

難しめのナイーブな犬もいれば大胆な犬もいる。そのマッチングでいろいろな問題が現れます。

 

まず大切なことは、犬が身をゆだねてくれる、そういう間柄になること、です。

そこに向かうべきですね、飼育は。

私たちが身をゆだねたいと思う人ってどういう感じの人でしょう?これを犬にもあてはめてあげてください。こういうのは擬人化とは言いません。思いやりです。

脅す人につかまれたら、命の危険を感じてじっとすることを選択する。

優しく接してくれる人につかまれたらリラックスしてうっとりしちゃう。

はた目から見ると「あきらめてる」と見えるその様子、中身が全然違います。

 

犬にとってあなたはどっちの存在でしょうか?

美味しいものを無条件に与えられ、心地よい眠りを提供され、いつも優しく接する人が

「それはママは嫌なんだ」

と言うから犬は察するようになる。

毅然と「嫌だ」を示すから犬が信用するようになるわけではないです。

順番がとても大切。みんな逆になってる。

勉強をしている人も、こういう基本的なことを言葉に出して伝えられるかな?

いつまでもしつけの世界に罰が存在意義を保つのは、正しいことを正しいのでは?と問題提起する人が少ないからだろう、と今でも思っているんです。

だから本当はこのブログも過去記事のみで

「参考にしてください」

的に使いたい、オンラインドッグトレーニングサロンでお話しするようにしたいという希望がありますが、なかなか皆さんそれぞれ事情もおありだと思いましてこうやってお話ししている次第です。

このブログが始まったころまだ生まれていなかった犬たちが、いろいろ飼い主さんを困らせて(笑)飼い主さんをここにつないでくれて今がある。

問題がすべてなくなったわけではないけれど、何が起きてもこの犬を支えるよ、という強い気持ちと姿勢が飼い主さんに育ってきた、と思ってます。

今頑張っている方に何を届けたいですか?

届けたい方の届けたいものがうまく伝わるように、私自身学びの足を止めず、誰でも家庭で頑張れるそういう方法をお伝えし続けたいと思います。

 

 

 

 

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