おはようございます。
霧雨の朝。風邪ひきさん増えそうですよね。
腰やら関節やら微妙な感じ。過剰な湿度は嫌でごじゃる(笑)
FBで昨年の投稿が上がってきてました。
8月と今年の2月、ムツゴロウさんをお招きして講演会を開催しました。
もう一度とは思いますが、なかなかお招きするのも超有名人なので桁が違うんですよ^^;
倍くらい人が集まってくれないと難しいなぁってことで、これからの開催は予定しておりません。
「目の前の犬を見なさい、犬がすべて教えてくれる」
って…言われて戸惑う人は少なくないものです。
反対に、その犬種のその子犬の重さなら一回の量はこのくらい食べさせて、みたいな・・・。きっちりしたマニュアルが重宝がられて。
どちらの意見も、この仕事というかショップを始めて聞かされたことです。
ビックリ…^^;
目の前の犬をいくら見ていたって、犬についての基礎知識がなければ何もわからないし。
ムツゴロウさんが仰るように、人間のお母さんが今何グラムお乳をのんだか?なんて母乳を計りながら与えるでしょうか?と。
犬を飼って、または飼う前に、なぜかトレーナーになろうと思い立つ人は多くて。それはとても素晴らしいことなので応援しますが、
犬についてどれだけ知っているというか、犬にどれだけ慣れているか?犬の行動学の部分で誰を先生として学んできたか?
そこは大切なところで、私はなかなか譲れないところです。
大阪座学でもご紹介しました。
ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本。
そこには本当に深い犬学が書かれていますが、さて犬の専門家と言われる方がその犬学的知識を持っているでしょうかね?
私の知っている範囲では、なかなか危ういと思うんですね。
犬と仲良く暮らしたい、かっこいい犬でなくても、何か素晴らしい芸ができなくても、犬がいると豊かだよね、という暮らしの基礎をまず大切に学んだり教えたりしていきませんか?
ということをお願いしたいと思っています。
たとえ専門学校で犬を3年勉強して来ました、と言っても聞いてみれば基礎の部分が
犬はオオカミの子孫でとか。人の下にした方が安定するとか
犬に感情はないから痛みを感じないから、散歩しなくても一日一回遊んであげれば良いとか・・・
犬の首は強いから引っ張って合図を与えても良いとか
こう言う認識をもとに、最新の学習理論を学んでも犬にとってはありがたくないし、
真面目に勉強している飼い主にとっても嬉しくない、わけです。
基礎が危ういと↑の投稿にも疑問を抱けないですね。
さて、あなたは何を理念にしていますか?
一度紙に書き出してみられると良いと思います。