おはようございます。昨日は夕方から始まる東京キャットガーディアンさんのお勉強会に参加して来ました。

猫を助ける仕事 保護猫カフェ、猫付きシェアハウス (光文社新書)
- 作者: 山本葉子,松村徹
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/11/17
- メディア: 新書
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足りないのは愛情ではなくシステム
と主張される代表のれいんさん。エネルギッシュで知的な方でした。
今後の活動や発信の参考にさせていただきたいと思います。
それにしても仔猫が多かった^^;です。ペットショップで猫が足りないとか・・・?困ったことですね。
さて昨夜のTV東京。お友だちがつぶやいていましたが、最低なしつけ方を放映しちゃったようですね。マスゴミって言われても仕方がないかも。
ただ、私が本を出版した頃まだまだ支配性理論からの嫌悪刺激での強制訓練が花盛りで、そこから陽性強化法が広がって、でも一般飼い主さんに必要なことは
困った問題、行動をやめさえることで、それに対して十分な指導ができていない現状がある、と思ってます、その空気がマスコミに伝わってしまっているのでしょうかね。
ど派手な嫌悪刺激での矯正はTVと相性がいいからかもしれませんね。
褒めてくださいと言われても
褒めるって言ったってどうやって褒めるの?状態ですからね。
どうやってこの行動を止めればいいの?
ストレスを与えないって言ったって今吠えちゃってるのよ、ってね。
嫌悪刺激ではない止める方法を私たちチャーリードッグスクールはたくさん装備しています。が、聞くところによればそういう方法を教わるところがあまりないのかな?
だから褒めるしつけだと思っているところで吠えにスプレーとか、拾い食いに吊り上げとか、咬みに愛情遮断とか言われて、結局こじれてやっぱりおやつを使う方法はダメなんだ、叱らないとダメなんだ、と・・・。
ブームの様に再びビシバシ系が流れに乗って浮上しているような気がするのは気のせいではないと思いますね。
犬のしつけトレーニングの世界に足りないのは愛情ではなく倫理感。
そう思います。
犬をいじめたらダメですよ。
ファッションではないのでどの方法を選択したら自分が一廉の人物に見られるのかなというちゃらけた姿勢はいかがなものでしょうか?
叱らないでねとお願いすると決まって腹を立てる人は
「叱らないからこんなに節度がない子供が増えた、犬も同じ」
と・・・。統計を取ったわけでもないのに大きな声を上げる。そうじゃない、自分が叱る人は叱らないでねとお願いすると腹が立つ、ただそれだけではないかな?
叱らなくても止められればいいじゃない?
その方が本人も周囲、社会も平和だと思います。
朝から力が入って失礼しました(笑)6月も後半も後半。今日もよろしくお願いいたします。