超久しぶりの小田原になりました。
いらっしゃい♪
4月にはいよいよ認定試験を行います。(またご連絡いたします)
夏目 真利子さんの投稿 2016年3月19日
さて、昨日も犬と犬とのさり気ない犬語の会話。いろいろな場面で繰り広げられていましたが。
犬も当然相性があります。♂犬は♂犬には負けられないという意地もあるでしょう。
小型犬だって大きな犬には気持ちで負けたくないと思うでしょう。
犬たちも日々生きて、経験して、そしてどうあるべきかをそれぞれの家庭で気持ちが育まれ満たされて犬として良く生きる心意気が生まれてきます。
反対に言えば、それを育むために犬を見守ることが飼い主の役目ですね。
「我が子が何を言っているのか、何を思っているのかわかりません」
って・・・。確かに。でもそれは自分で見つけることではないですか?
ヒントは今、その時目の前で見せる犬のシグナルです。
「何を思っているのかな・・・?」
とじっと見つめれば、犬は伏せたり背を向けてカームダウンを我々に促すかのようなシグナルを見せます。
考えたり見ていたらダメなんですね。
犬たちは
「見ていられると心がざわつくんだよ」
って・・・。思っているのだと思いますね。その時犬にどう接するかに注意することの方が、何を考えているかを知ることより大切だと私は思います。
それができれば犬は犬で落ち着いて自分で対処するスキルを発達させていくはずです。
あまりにも人間目線の犬の言葉の翻訳が、犬のその時したいことを曇らせてしまっている、そんな状況が犬を取り巻く世界には広がっていないでしょうか?
まず笑おう。
周りが幸せを感じます。それはどんどん伝播して、犬を飼うって辛いことの方が多いけど、やっぱいいよね。
そんな気持ちにさせてくれるでしょう。
今どこかで、誰かが感じているであろう思いや状況が全く自分とは関係のないことではなくて。
命に共通のものはどこでも誰にでも流れているので、みんなつながっている。
そこにもう一度思いをはせることができたら、自分が何をしなくてはいけないのかとか、どうしていけば良いのかとか。
ひとりの問題ではなく、でも近くには思いを共有してくれる人がいなければどこかに・・・。
どこかに誰かを何かを探す旅に出てもいいんじゃないかなぁ。
だから学ぶし調べるし旅に出る。
心の旅だよね。
何年もかかって作り上げてきたものを大切にしてくれる人たちがまた小田原に向かってきてくれています。
私にできることを共有してくれるとっても大切な人たち。
雨あがるかな。上がってきたよ。
今日もよろしくお願いいたします!
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↑昨日出かける前に投稿して行きました。
写真3枚はれあパパさん撮影の中から。
小田原へようこそ!
城山公園の慰霊塔に向かいました。
晴れている日はもっときれいな海が広がります。
お休みの日は激混みますがぜひ平日また歩いてみてください。ピンク色が混じった優しい景色が広がりますよ。
チャーリーとココと良く歩いた散歩コースをご案内しました。
城山公園の慰霊塔の前。
木蓮がぼちぼち。古木の桜が少し。ソメイヨシノはまだまだ蕾。
結構な距離がありますがみんなと歩くのはほんと楽しいですね。歩くことに夢中になるから、夢中は喜びだから、それが社会化の基本です。
心ざわつかせないために何が必要か、は・・・。認めたくない方があまりにも多くてトレーニングの現場で行き詰るのは、飼い主さんの行動が負の強化を生んでいる事実を認めてくれない認めたがらない方が多くて、犬の行動をあれやこれやいじってしまいがちだということです。
たとえ正の強化でもその前に負の強化を起こしてしまっているんですね。自分自身気づかないことで自分の嫌子度合いがますますひどくなります。たとえばリードワーク。
そういう意味も含めて変わるのは飼い主なので、これからもここを伝え続けていきたいと思います。
サロンでもこれからこの辺り勉強しましょう。
では今日もよろしくお願いいたします。