ひっくり返ってへそ天で
「こういう時お腹を撫でてあげると喜ぶんですが、しばらくすると噛むのです」
・・・
猫の攻撃行動の中の愛撫誘発性攻撃行動っていうものも犬にはあると思います。
が、そういう何々性というラベルをつけても撫でる側はじゃあどうしたらいいのか学べませんね?
そういう意味でラベリングはよろしくないわけです。
どうして噛むのか?
それは愛撫誘発性の攻撃行動と言って
しばらく撫でると
「もういいから」
と撫でられすぎるのをお断りしているという場合や
「違うところを撫でてね」
と、違ううれしいことを要求している、ということを意味しませんかね?
それで次に大切になってくるのが、嫌だの噛みの前に気づけるようにすることです。
こういう意味で攻撃性は飼い主の学びによるところが改善のための大きなカギなのです。
必要なことは本気噛みなのかどうなのか?をラベル貼りすることが必要でもないし、噛んでから叱ったり叩いたり罰したり犬にとって嫌なことをすることでもないですよ。
サインを知るということ。知ったら無理強いしないということ。
ここまでが行動の科学を使った対処法です。
なるべく専門用語を使わないで説明しました。いつも小学生のお子さんでも理解していただいています。
理解したい、そして矯正ではなく教えるということまた自分が覚えること。
種の違う動物と暮らすのですから人間の攻撃的な態度はNGかと思います。
今日もよろしくお願いいたします。