昨日は年に一度の動物取扱責任者研修日でした。
毎年、二部に分かれていて最初の一時間は法律と神奈川県保護センター業務についてのお話し。
休憩を挟んで今年は帝京科学大学の加隈先生の動物福祉についてのお話でした。
業として生体を扱うものにとって愛護の視点より数値化できる福祉での切り込み方の方が反発が少ないか?という視点なのかな、と想像ですが・・・。
そのくらいに命を売るに関しては見方によったら「かわいそう」感が漂うものです。
私の仕事は「訓練」で。
「愛護」としての訓練がややもすると
「今厳しくしないと命が助からない」
に傾き、動物福祉的にNGである=犬が幸せではない、瞬間を過ごさせているとしたら?
愛護のための訓練を動物福祉に則ったものにすればいいと思うのですね。
どちらかを選ぶということではないはず。
そうやって考えて行くと、訓練法そのものの見直しも必要だと思います。
後は、一般の家庭(しっかり繁殖を学ばない方)での繁殖を徹底的に取り締まれるようにしていかないと、ですね。
このような記事は本当にいたたまれません。
そして支え合う気持ちと力。
どんなに努力しても何が起きるかわからないわけですから助け合う姿勢が大切だと思います。