おはようございます。今日は埼玉座学。今年最後の座学です。
先日もお話ししましたが
この子は扱いにくいわ、っていう言い方。
難しい子、とか。
わがままでってとか。
または思春期だから、とかもそうかな。
犬にはそんなものがないとかよく言われましたねぇ、記事を書くと。今でもそうかなぁ?
不妊手術しているから思春期はないって信じている方も多いかもしれませんよね。
ありますよね・・・。
扱いにくさを認めて、受け入れることと、いい意味でのあきらめを持つことは大切なことだと思います。
やってもできないことってあるので、それを思いやって譲歩しつつ、スモールステップで取り組めばいいわけですね。
スモールステップを認めず犬を叱りつける人が「扱いにくい」「わがまま」っていうことが犬を追い詰めるわけです。
なので「扱いにくさ」という言葉は良くも悪くもに転びますよね。
このように考えつつ情報を選択しないと、いつも誰かに正しさを求めることになりませんか。人頼り。
「ちょっとまてよ?」
と感じる方法について選択しないで済むためには、しっかり考えるということが大切だと思います。
○○さんがこう言っている、というものが出どころの分からない説であったら?
断固拒否しないと犬がめちゃくちゃになります。
今日は座学で攻撃性についてお話ししますが、犬をまた犬との暮らしを、飼い主として犬との向き合い方を、めちゃくちゃにされそうな情報がいっぱいある中で、私自身はとことん飼い主さん目線でやって行きたいと思います。
あまりにも前時代的な情報が流れていますもんね。
【犬】ワンちゃんのしっぽの動きから、ワンちゃんの気持ちを読み取ってみよう!【しっぽ】【感情】 https://t.co/V93ILRsK3Z @PECO_japanさんから 尻尾が垂れて散歩しているのを落ち着いていると表現する人がいますが正直疑問です。不安を表していないかなぁ。 Posted by 夏目 真利子 on 2015年12月17日
尻尾だけではわからないけど、垂れてトボトボ歩いていれば見るからにつまらない、嬉しくないと感じますよね。 犬と歩く時犬が生き生き楽しそうに歩かせてあげたい、それが犬を迎える私たちの一つの大きな願いにならねばね。
恐怖や、奪い去られる不安や、ただでは物を与えられない欲求を満たされない、人間の支配的な考え方をなくしていかないと、本当の動物との共生は築いていけないと思います。
犬は多すぎる愛でわがままになるから特権を奪われなければいけないとされますよね。
一日のうちで声をかけられたり視線を受けることすら制限されて。
咬むから?
若さゆえの衝動は歯を使いやすい扱いにくい犬を咬みに向かわせますので、我々にできることは罰することでも奪うことでもなく、スモールステップで正しさを教えて行くことでしょう。
その方法について今日もお話しさせていただきたいです。
今日もよろしくお願いいたします。素敵な一日を!