マーキングにつながるから(マーキングは支配性につながるから)マーキングを誘う匂い嗅ぎはさせない、ということを聞いたことがありますか?
では、
犬は匂いの世界に生きている
という言葉を聞いたことがありますか?
あなたはどちらを信じて、どのように犬と暮らしたいですか?
ただ昨日もお話ししましたが、病気がうつるって真剣に思う方はとても多いので
地面には何が落ちているかわからないので、出来れば嗅がせたくないって考えるのも無理ないのかなと思います。
でも、私たちが情報を得たいと思う以上に犬たちは得たいと思っているわけで、しかもその情報は同種の情報が欲しいと思います。
同じ犬を意識している、だから若いうちは犬を見ると大騒ぎになってしまうのでしょう。
今日もれあパパさんの写真をお借りしてみます。
多くの方がこの写真のように近づいて匂いを嗅がせることが犬馴れって思っているかもしれませんが、相当近い関係、一緒に暮らしているとかでなければこのように匂いを嗅ぐ嗅がれるはプレッシャーになります。
たまにこうやって「どうぞ」って寛容なワンコさんもいる、わけですね。
匂いで犬を確かめるためには↑のように匂い嗅ぎをさせてあげる方が犬同士のいざこざを回避するためにはいいと思います。
が、多くの方は嫌がりますね。
でも犬的には正しい歩様です。
匂い嗅ぎや拾い食いなどを防止するために、上の様な位置かもっと見上げるように
トリーツで誘導しながら歩くことにチャレンジする方もいると思いますが
常時このように首をあげていると犬の身体に負担がかかります。
このような自然な首の位置。
またはもっと下を向いて
このように歩くことも多いですね。
犬的に普通だと思います。
「犬的普通」さを許せない方は今一度犬の何が好きか?を考えてみてほしいなぁと思います。
するとこれからクリスマスシーズン、犬的に尋常ではない環境に置かれるペットショップのクリスマス商戦がNGであることがすぐに理解できるようになると思います。
チャーリードッグスクールは「犬的普通」を学ぶ場です。
転換が必要なのは人の方ではないでしょうか。