↑可愛いでしょう?11か月のジャック君。
「おばちゃんぼくのこと忘れてないよねっ!」って必死に訴えかけてる。
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吠えたら犬が去って行ったから犬の吠えが強化された。
まあ、目に見えて犬が去って行ったから犬の吠える目的は犬を去らせること、
自分が吠えたから犬を退けられた、と。
聞いたことがあるかなぁと思います。
ま、そういう犬もいるかも。
犬に聞いてみないと犬の心理はわかりませんよね、正直なところ。
犬が去ろうと去ることがなくても、吠える犬は吠えます。
「君はだれ?」
「こっちにおいでよ」
…。擬人化でしょうか?聞いてみないとわからないところは同じではないでしょうか。
吠えはなくしたい行動だからと言って叱って良いものでしょうか?
しっかり考えないと、犬をかわいがりたくて飼った意味がなくなります。
↑からちょっと引っ張ってきた文です。↓
すれ違いの時、対犬に向かって唸り吠えをする犬がいるとします。 毎回毎回そうなので、飼い主さんは何がその行動をさせるのか?何が強化させるのか?考えます。
吠えた後に犬が去る。だからますます吠えると。学習理論からもそう考えると思いますが、犬の吠えは人間の会話でもあるのでことはそう単純なものではない、と思います。
例えば相手の犬が前かがみでこちらに一直線に来るかも?またはその経験が過去にあった犬は 「こっちに来るな」 と唸り吠えます。
その時飼い主が「NO」といったり叱ったり、NOの意味のカットオフシグナルを出したら? 犬は 「ママは何にも分ってない」 と思うでしょう。
いろいろな対処法が考えられますが、向かってこられるのが嫌なので、では相手を何とかできるか?できないわけですから、 自分が距離を取ればいいのです。
なるべくリードを張らずに(リードのフラストレーションでますます交感神経が優位になり攻撃的になります)犬を相手から遠ざけられるように。自分の犬にカーミングシグナルを出す選択を教えて行きます。
後は・・・。 犬に興味がある犬が行かせてもらえないフラストレーションからの唸り吠えも最初の原因としては多いです。
だから吠えの対処は難しいですね。
実験室の様にはいかないですから。また犬はみんな年を取って丸くなるので、どんな取り組みでも^^;良い結果に結び付きますよね。相当ひどい方法でなければ。
この方法が「きいた」というのは限定できないと思います。限定できるとすると、日常には生かせませんから(環境の設定できないです。相手がいるから)実践にはあまり役に立たなかったりしますね。
FBへの投稿だったのかなと思います。
吠えやすい犬って、狭い道から広場に出た途端パニック吠えしたり、たくさんの犬がいる時は吠えないけれど、ガラガラの道で向こうから犬が来た時吠えるとか。
そこに現れる違いに敏感に反応する個体なんですね。ナイーブなんですよ。
だから?きつく叱ると問題が違うところで起きやすいです。
対処法をもっと考えましょう。これは飼い主さんにというより教える側の方へのお願いです。
多くの方に伝わりますように。応援よろしくお願いいたします。