横浜ラポールは館内のレストランでランチを注文できまして、
今日のはこちら。 食べかけて慌てて撮りました^^;
クリスマスが近いことからシュークリーム付きで♪
今日もいろいろありがとうございました。
今年の座学がすべて終了しました。横浜は定例となっていまして、また来年も1月から開催していきますので 皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
人間仕様の罰を使わない。 人間目線の罰・・・犬には理解できないだから刺激がどんどん大きくなって犬は行動をやめるのではなく 動かないことを選択する。
自分で動くことに自信が持てなくなり、いつも人に「これでいいの?」とお伺いを立てるようにならないだろうか? それが一見お利口さんに見えて、そういう「お利口さん」を求めて、人間仕様の罰が繰り返される。
犬は犬としての行動が許可できない場所と時があることを教わらず、行動自体を罰せられて、 どんどん犬らしさを封じられて、犬語から遠ざかり。
犬の中でどうふるまっていいのかわからなくなっている犬が、不安を隠すように吠えたてることに向かう。
人間が封じた犬らしさこそが、犬の中で犬をスルーしたり、犬語で会話することで 人間が求める犬らしさとは違うのかもしれませんね。
リードショックやガチャガチャ缶や、アルファロールなど、行動を(動きを)止めるためには有効であるかもしれませんが 同時に犬からの信用を無くします。
犬同士どのようにお互いの行動を抑制し合っているのか?それを観察してマネできるものはマネする。
人間と犬との間のコミュニケーションや約束事で「やめてね」が伝わるのであれば、それも装備して。
叱らないというのはそういうこと。
犬をいじめたらだめです。
カーミングシグナルは犬の心をなだめます。
高ぶった感情が一気に平坦になるように・・・行動が抑制されます。
そういうように 犬のように気持ちをなだめることはできないかな? 人間なりに彼らの気持ちをなだめられたら? 叱らずとも行動を消していくことはできるのではないか?
消していくといっても、犬が犬らしく振舞う行動であったら、消すというより諌める。 その行動は今とってほしくない、と伝えればOK 。
そして犬たちに心温まる言葉をかけ続けることで彼らの中に、私たちを求める気持ちが生まれて 幸せに満たされて、安定する。 安定した犬はやたらに憤ることがなく、不安を感じても人間のさり気ない介入で落ち着きを取り戻す。
さり気ない介入は、カーミングシグナルと二次強化子で。
飼い主が犬たちの大好きな人になる、ことは 叱らずとも適切な行動を選択する落ち着きをもたらすのではないか?
叱らなければ犬は言うことを聞かない、というのは違うのではないか? 叱らなければ悪い行動は直らない、という悪い行動は、犬にとって何にも悪くない。
だからそれを叱って問題をこじらせてしまった場合、悪いのは犬ではない。
延々考え続けるその先には、犬が犬らしく、犬のまま愛されて、犬を心から尊重することで 共に暮らすことの醍醐味を感じられる私がある、そう思います。
そういう人は安易に犬を見捨てる人を許せないけれど、そういう気持ちに追い込まれる人を理解できるのではないでしょうか。
何が問題をこじらせたのかが、きっと見えてくるから。 何度でもやり直しましょう。社会化の扉は固く閉ざされていることはないと信じています。