私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】インターセプト

横浜お散歩トレーニング終了しました。

公園の中はまだ立ち入り禁止になっていて、歩く場所を考えながらの開催となりましたが、 歩き出せばいつもの散トレになりましたね。

 

 

障害を持った子、歩けない子、老犬さん、疲れやすい子、歩かないと甘ったれる子、ガウガウする子、吠える子、 どんな子も参加できます。 どんな子も受け入れるキャパが参加される飼い主さんにあるからだ、と私は思っています。 いろいろな子がいる暮らしの中で、いろいろな子が参加する、それが社会化ではないでしょうか。 社会化の担い手は飼い主であるなら、我々が学ばなくてどうしましょ?ですよね。

 

 皆さんお疲れ様でした。 今日のお題はインターセプト。また以下のようにお知らせしましたので

次回はインターセプトって? また犬が喜ぶ動きについてお話しします。 ネタバレになるかもですが^^;新しく参加してくださる方が多くなってきますので、一旦ブログでお話しさせていただきますね。

犬が喜ぶ動きについてもお話しします。 ではまず喜ぶ動き、から。

動きに焦点を絞りません。喜びにいったん焦点を絞ります。 犬が主役ですのでね。

犬の喜びとは何か?・・・いろいろあると思います。

ただ今考えるのは喜ぶ動きに対する喜びですので ボール投げによる喜び、食べ物を得た時の喜び、とはまた違う私たちとの関わり合いによる喜びです。

ややこしくてすみません。^^; どう接すれば犬が喜ぶだろう?犬本来の接することでの喜びってな何だろう? ・・・(長いな^^;)

それは私は落ち着きであると思うのです。

犬がカーミングシグナルが発達し、距離感を重視するのはなぜか?はっちゃけた喜びのためではありませんよね? 安寧のためです。

だったら、私たちの動きも犬に安寧を与えなければ喜びにつながらないと思いませんか?

興奮と喜びは違います。

興奮が悪いのではなく、人間の動きが興奮を誘う必要はないのでは?それ以外に楽しく興奮する機会はいくらでもありますよね?と…、思っているんです。

なので、カーミングシグナルや犬のボディランゲージを駆使し、犬が思わずついてきたくなるように 距離を考え止める、動くを誘導できるような滑らかな動き。犬と同調したようなためのある歩き。

背筋をピンと立て、犬のほうを見すぎず、前を向いてすっすと歩きます。

これを各地でお話しています。また犬を呼び込むときはどうするのかとか。

そして、話はインターセプトにつながりますが、この基本の姿勢のまま リードを操り、動き、犬の興奮を断ち切ります。

インターセプトとは、犬と犬が接近したり、犬と人とが接近したり人と人とが接近して ヒートアップしそう、または距離を取らないと落着けないんだ、という犬の感情から出る行動ですが 間を裂くように、犬と犬、犬と人、人と人の間を通り抜けたりするところを見たことはないでしょうか?

例えばこの動画の最初の方 シェパードと茶色の犬、ボクサーがかなりヒートアップしています。 気になるほかの犬が寄ってきて空気が変わりますが…白い大きなクーバースですかね?が かなり尻尾を挙げてレフェリー役をしているのがわかりますか?

21秒では見事にカームダウンされています。

25秒、間に入っていますよね? これが2頭の間を裂く(Going between,splitting up.)と言われているものです。

 

http://youtu.be/u6kBb_qUbZg

 

これを人間が真似したらどうかな?人間も犬の興奮や不安を断ち切れないかな? と・・・そしてできるのでは?と考え始めてインターセプトとして皆さんにご紹介しています。

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