私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

【ブロマガ】少し復習(学習理論)

 

私この日から更なる発見があったんだな~。

横浜で(名古屋でも)お話ししたの。いずれ発表したい。論文は無理^^; のところですが、二次強化子を何に使うか、という視点。

カーミングシグナル、カットオフシグナル、という嫌悪刺激とは考えられないものが結果行動の弱化に結び付くのは どうしてかな?とか。 行動をどう捉えるかということ。 これで、ずいぶん取り組みが違ってくるのですね。

で肝心のところはアドバイザーコース (認定講座8回以上受講の方はそちらにご招待します。なので8回まで頑張っていただいても まだ始めたばかりの方は、アドバイザーコースに移行されてもかまいません。 体系が整いましたら改めてご案内いたします)

この辺りを、9月から始めようと思っている ドッグコミュニケーションアドバイザーのコースで記事にしていきます(受講者にパスワードをお教えしますので それにより記事をご購読、という形にしていきます。まだまだ考え中)

ブロマガは、超基礎から行きます。 同時進行でこちらのブログを使って行こうと思ってますm(__)m さて・・・ では学習理論を復習していきます。

wikiから。

オペラント条件づけを開いて転載してみますね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%81%A5%E3%81%91

定義

オペラント条件づけとは、オペラント行動が自発された直後の環境の変化に応じて、その後の自発頻度が変化する学習をいう。

オペラント行動 (operant behavior) とは、その行動が生じた直後の環境の変化(刺激の出現もしくは消失)に応じて、その後にその行動が生じる頻度が変化する行動をいう。

レスポンデント行動(respondent behavior)とは異なり、オペラント行動には通常それを“誘発する”生得的な刺激(無条件誘発刺激)は存在しない。

オペラント行動は個体が“自発する”行動である。

また、オペラント (operant) とはオペレート(操作する operate)からのスキナーによる造語である。

つまり、ある行動を生起させる要因に対し、行動がある環境に操作を加えることで変化をもたらすことによる。

1.強化(reinforcement)とは、オペラント行動の自発頻度の高まりをいう。

2.弱化(punishment)とは、オペラント行動の自発頻度の低まりをいう。 3.好子(強化子 reinforcer、正の強化子、強化刺激ともいう)とは、出現したことによって直前のオペラント行動の自発頻度を高めた刺激である。

4.嫌子(罰子 punisher、負の強化子、嫌悪刺激ともいう)とは、出現したことによって直前のオペラント行動の自発頻度を低めた刺激である。

 

言葉がややこしいですよね リードの制御により犬をこちらの希望の進路に進める手法が負の強化である。

ということに結び付けたいので、ちょっと辛抱して読んでみてくださいね。 行動随伴性についてもwikiから転載しますね。

行動随伴性(behavior contingency)とはオペラント行動の自発頻度の変化とそれが自発された直後の環境の変化との関係をいう。

行動随伴性には、

1.好子出現による強化(正の強化)

2.好子消失による弱化(負の弱化)

3.嫌子出現による弱化(正の弱化)

4.嫌子消失による強化(負の強化)

の4種類がある。

で、好子、嫌子、という言い方は一般的ではないですが、これは

行動分析学入門
杉山 尚子,島宗理,佐藤方哉,リチャード・W. マロット,アリア・E・マロット
産業図書

のP41にもありますように、杉山先生方の作られた言葉で、 普通の行動分析学の本では使われていない、ということです。

 

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