P218からのホームアローン。
とても参考になりますので犬の留守番について予防防止、軽度の不安の矯正に役立つかと思います。
こじれた場合は投薬治療を併用した行動治療を受診してください。
犬はあなたをこう見ている: 最新の動物行動学でわかる犬の心理 (河出文庫)
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離れていても安心の壺が頼りになる
[分離不安]
2013年5月23日
暑くなってきましたね。 いよいよ散トレシーズンも終わりですね。 梅雨入りで、気温が低いことを祈って・・・。
今日は水元公園お散歩トレーニング。 1学期最後ですね。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、安心感について考えてみます。 お母さんと離れられない状態がどうして改善して来ないのか、 ちょっと出張で考えさせられたこととかで自分なりに考ええみました。 twitterで(FBと連携していますけど、FBの方が広がりがありますね。いろいろなつながりが持てて、私には合ってる^^)
私のところに『吠え』の問題で来てくださる方は、いわゆる『要求吠え』という問題と言えない吠えではなく、間違った対処、叱責によって根が深い吠えを抱えた犬の飼い主さん。
なかなか伝わらないのですが『吠えなかったらおやつがもらえるんだよ』と教えたいわけではないんですね。これをやっていると犬は『本当の安心』がつかめません。
『吠えても吠えなくてももらえない』では話にならず^^;
『吠えても吠えなくてもおやつはもらえる』、
基本的な欲求は約束されているということを教えたいのです。
この軸が理解できないと、色々な対処が空振りに終わると思います。
とつぶやきました。
吠えの問題と、分離不安症状が酷くてご相談を受けました。
色々お話して取り組んでいただいていまして、 「吠えは止められるようになってきました」 と。
でも 「私がいないところでは吠え続けるんです。お留守番の時に」 って・・・。
そこで、考えたというかお伝えしたのですが 「吠えは、この子(犬)が辛そうだから、と言うことで今まで対処してきました。
でも、もっと突っ込んで自分自身を考えた時に、吠えていない子が良い仔って思いはありませんか?」 って。
良い仔ですね、とお話すると 「ええ、吠えなければね」 と。
ということは吠えている子は良い仔だと思えない、正直そうではないでしょうか? だから止めることに必死になって 結局それは強制ではないでしょうか? と。
私がお願いしたのは対提示なんですね。
吠えても吠えなくても良い仔ねって。
だから吠えている時は、本当は 「お利口さんでしょう?」 で止めて欲しい。
その関係が一旦出来上がると、吠えをどういう言葉かけでも、体に触れただけでも、止められるような関係になります。
次第に 犬の中に安心と自信が育ち、 お母さんがいなくても、その安心と自信を頼りに待てる。
そう考えている旨をお話ししました。
良い仔でないと恥ずかしい、 その気持ちが前面に出ると、対処も強制になります。
真っ向勝負が私は好きです。
それは? 吠えても噛んでも咎めない、くらいのど~んとしたこちらのゆるぎない態度が犬を動かすんですね。
守られている、安心できる。
そういう関係になるには、一緒にいる時間は関係ないと思います。
お留守番が長くてと言う仕事をしている方の不安、この際一切考えないで。
いつも心は繋がっているんですよね。 犬は待っているから大丈夫。
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ココは5か月で我が家に来て、私べったりで1歳過ぎまで少しの時間離れるのも我慢できないような感じでした。
トイレも一緒に入り^^;お風呂場にも来たがるので脱衣所に洋服を置いてその上に寝られるようにしたり 怖がっているときには抱っこしながら仕事して^^; で、今があります。
一人でいる自信は一緒にいる時の安心感がベースにあって生まれるのだと思ってます。