私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

訓練・トレーニングに関するつぶつぶをまたまとめておきたいです

昨日届いたまぐまぐ本。 今日はまとめ買いしくださった方向けに、ヤマトでお送りしました。明日には届きます。 それ以外の方はあて名書きすみまして、明日パッケージして郵便局に持っていきますのでそれからのおとどけになります。 配送作業がすべて終わりましたら待ってくださっている方のご注文を受け付けますのでよろしくお願いいたします。 今日はFBの投稿をこちらにまとめます。 トレーニングに対するつぶやきです。

問題行動の現場では、ひとつの学問に命を当てはめようとするのには無理があると思います。 命に色々な視点を当てはめなければ。だからこそ、型にはまらず多角的な学びが必要なのだと思います。 そして最も大切なことは、動物的な感覚。共感できる感性、と上下ではない水平な在り方。 攻撃性、封じ込めますか? 元にある感情をなだめますか? 自分だったらどうされたい?どういう人にどうされたい? せっかく出会った愛しい命。命つきるまで徹底的に付き合いましょうね!

キュー、コマンドが出た時、その言葉が指示が出たら良いことがある、と思わせることがオビーディエンスの基礎の基礎。ここの理解のない方が、キュー、コマンドに従わない犬にイライラし始めて結局無理強いになってしまうのだと思います。 キュー→行動が大事なのではなく、行動の直後にどれだけのハッピーが現れたのか?ということが大切なわけですね。強化のためには。 昨日もお話ししました。 古典的条件づけで培われたきっかけが起きるから犬は喜んで協力(行動)をします。古典的条件づけかオペラントかではないの。両方です。 それも知識としてなければ、あっちかこっちか連動性がないので結局またぐるぐるスパイラルに戻り、犬はやらされ感が多いからストレスシグナル満載になるんですね。 無理やりでも犬が従うのは? 人がリーダーだからでも犬が服従しているからでもないです。 ちゃっちゃとすませば楽になる(  ̄▽ ̄)わけがわからない指示だしに混乱しなくてすむ、苦痛が終わると犬が学習したからですね。 人間はもっと謙虚になりましょうね。 犬がパニックに陥ったとき、リードの先の飼い主さん、たいてい後ろでリードを握っているのが精いっぱいですね? 犬にはその行動が許可されていると感じないでしょうか? 文字通り体当たりで、インターセプトで体がぶつかってでもとめてほしいです。 それを他人に任せないで、ということだけお願いしますね。その気迫があれば犬は何をすべきか、何をしてはいけないのか理解するはずです。 後で、今は無理、は犬には通じません。 今、行わなければ。 満たそう満たそう、なんて特別に考えなくても、普通に落ち着いた飼い主さんの声を聞いたり、なでられたり、くつろいだりできれば、それは彼らの喜びで、喜びは表現されあなたも満たされる。 他から持ってきて取り繕うことではないはず。 服従訓練と一言言いますけど、日本のポピュラーなのは負の強化を使った服従強制訓練です。多くは圧・プレッシャーを与えて行動が出たらそのプレッシャーを解除する。犬はプレッシャーを避けるために行動をする。そこで褒める、プレッシャーより大きな刺激になるように大げさに褒めろと言われる。 正しい訓練というのは、まずはプレッシャーを与えない。行動したら褒める(ご褒美=強化子)だけ。犬は行動をすればご褒美が出るから行動が強化される=正の強化。 同じ行動、を引き出すにしても正反対のアプローチなんですね。 まずは飼い主さんが、何を強化したいのかを考えてそして学習理論を学んで、正しい方法(犬が喜ぶ方法)を選択してあげてください。 プレッシャーがかけられない飼い主さんには無理だよね。 そうした場合、強制をかけ続けた状態にし続けられている犬・・・クレートのへの隔離、声掛けは最小限、行動制御のための前触れ(合図、リードショック)の多用、ただで物は与えられないを生涯続けるのか。 意識がぼんやりしたとき、寝入りっぱなとか具合が悪い時とか、老化でとか、制御不能の状態になったとき対応できるかな。できたとしても 犬との付き合いがそういうものだと思ってもらいたくないよね。

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