私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

甘噛み

旧オンラインスクール の新規定期購読は受け付けない設定にしていまして。 メールカウンセリングの方のポイントが自動的に使われないようにという、と思ってのことですけど。 まだポイントがたくさんある方はいらっしゃるのかなぁ。 あちらのブログを残しておくことに変わりはないのですが、記事をこちらに移しつつ。 公開記事とブロマガ記事とに分けて順次移していこうかなと考えています。 甘噛みのカテゴリーはこちらで公開記事にしていきますね。 ちょっと刺激的な投稿があってもスルーしてください^^;念のためコメント受付けない設定にしました[emoji:e-442] 写真はあられがまだ1歳くらいの時のカレンとの戦いごっこの写真です。[emoji:v-17]

【今週のレッスン】 まぐまぐ・チャーリーママの育犬日記より 子犬の甘噛み 甘噛みだけでなく、しつけの話は微妙で、何がどう微妙かというと、 私もネットの世界をのぞき見るまであまり気がつかなかったのですが・・・ 炎上を招く。(炎上という言葉もついここ2年くらいで知りました) インターネットを始めたのとブログを始めたのと同時期、という非常に稀有な存在である私ですが^^; いや~、どろどろしていますね。 って・・・ネットの中だと強くなる、そういうカテゴリーの人が今まで周りにいなかったものですからかなり 面喰っています。 実際に会ってみると、ごくごく平凡なシャイな人が、 どうしてあそこまで強くなるかね? みたいなこと、ありますね。 そういうことがあるものですから、中には 「そこまで言いたいことを書いていて気をつけた方が良いんじゃない? 変な嫌がらせのメールとかコメントとか来るでしょう?」 と忠告してくれる方もいますが・・・最近までは一切なかったです。なぜか? それは相手にする価値もない、ということなんでしょうね。 または・・・異端すぎるから。^^; あー、早くはじめないと余談で終わってしまう。(笑) さてさて 子犬の甘噛み・・・ 「人の肌に一切歯を当てさせてはいけない。」 意外や意外(私の中ではね)、このセリフはトレーナーの口から出ます。 そして間違いなく彼らは「もともと犬が嫌いだから、犬嫌いの人の気持ちが分かる」 と言う・・・ 正しい論調のようで、私は怪しさを感じるのですが皆さんはどうかしら? そもそも、犬が嫌いな人は、まあ何かが嫌いと言う人は 嫌いなものとの距離を取って自分なりの平静を保ちつつ生きる・暮らすことが求められるのではないでしょうか? それが共生の一つの考え方、取り組み方なのです。 排除からは生まれない。 いろいろ考えると、犬がなぜ嫌いかの中に 噛まれることが怖いから が必ずあるんですね。 だからそういう人でも飼えるように、歯を当てさせない飼育。ごもっとも。 では、何歩か譲ってそれを認めるとしましょう。 反対に、犬に対して「噛みたいと思わない」 そういう飼育が出来ているかどうか、人は顧みたことがあるでしょうか? これが犬を飼うということ。 他の命と共生するということ。 自分の感情のままに排除したり、抑圧したりでは必ずひずみが生まれますからね。 甘噛みの矯正では特に、ひずみを生みやすい方法が広く知れ渡っていると思います。 以下のような記述を、いろいろなサイト、本などで見かけるし、実際獣医やトレーナーに 言われることも多いと聞きます。 【子犬時期に、手をおもちゃ代わりにして一緒に遊ぶ飼い主さんがいます。 あなたも、思い当たる事あるのではないでしょうか? 手にじゃれついてくる姿は、とても可愛いものですがこれが、まず間違いですよね。 飼い主の手を、おもちゃだと思ってしまうと成犬になってからも、その認識が抜けず 噛んで遊ぼうとします。 子犬の頃は、噛む力が弱く問題視される方も少ないですが 成犬になれば、噛む力も強くなりますから遊びでテンションの上がってるワンコに、思い切り噛まれたらどうなるか 分かりますよね!? 例え子犬であっても、遊びであっても人を噛む事は、いけない事としっかり教えてあげなければいけません。 噛んできたら、遊びを止めたり・・・ 甘噛みのうちに、噛んだら手を引くのではなく口に押入れ、噛んだら苦しい思いをする・・・・等 分からせる事で、ガブガブ犬にさせない事 飼い主の貴方に、出来る事なのではないかと思います。】 また 【甘噛みは攻撃をしてきているわけではありませんが、成犬の癖にならないように、 早いうちに正しい対策を行いましょう。】 【子犬の頃にきちんと甘噛みはいけないこととしつけをされなかったワンちゃんは、大人になってからも何かの拍子にかぷっと軽く人を噛むようになります。】 こういう記述のオンパレード。 あなたはどう感じますか? 甘噛みはいけないこと。 噛む事はいけないこと。 犬にこの区別がつくと思いますか? 私は無理だと思うのですね。 だから、子犬に甘噛みを悪いことと教えなければ将来、人を噛むようになる、 この論調を止めて行かなければ、正しい「甘噛みの矯正」は出来ないと思っています。 甘噛みがいけないのではなくて、興奮しすぎることと興奮を止められないことと 噛んでいるのを制止できないこと これがまずいのです。将来的にもまずい。 反対に言うと、甘噛みしている時にこちら側の制止で止めさせられればOK,である と思うのです。 その制止に何を使うか、ですね問題は。 「キャン!」という子犬がたてる声を発する。 手を口の中に突っ込んで噛めないようにする。 舌をひねる。 首根っこをつかんで横倒しにして上からマズルを押さえつける。 マズルを強くにぎる。 甘噛みしたら痛いんだということを分からせるためにキャン!というくらい叩く。 まるで暴力学園のような方法のオンパレード・・・ これらが出来ない、したくないという方(こんな方法思いもつかないという方もいますよね)は 逃げる 椅子の上に逃げる。違う部屋に逃げる。 を選択されるようです。 これ・・・意外にいけませんよ。犬の中でも弱い犬、俗にいう下位の犬に 制圧感をもたらします。そして支配欲へと導かれる。 「私って案外強いじゃん」 みたいな。その思い込みが、さらに噛む事を強化してしまいます。 「飼い主が舐められているんだよね」 って言われやすい飼い主さんはこんなケースが多いかもしれません。


という感じでした。 そして、休刊というか廃刊してしまったのですが、 そちらで続きを書きました。 それがこちら。


あ、前回甘噛みのお話をして「もう一回」とかなんとか^^;書きましたね。 では少しお話しさせてください。 年と共に消えていく行動ってありますよね? 人間の子供でしたら指しゃぶりとか・・・が甘噛みに似ているかな? 私自身は似ていると思うのですがいかがですか? 止めさせようと躍起になることで、その子の何かを壊す、壊さないまでも ゆがむ? ゆがませてしまう事ってないでしょうか? 私はあると思うんですね。 止めさせよう、という取り組みではなく、「何かで満たす」 何かとは何だろう? どうやって満たすのか?は、それぞれのケースで考えていかなくてはいけないことだと思います。 期限があることだから、その期限を辛抱してください。 愛情で満たしましょう。愛情で向かわれて、悪くなる命なんて私はないと思います。 クリックでの応援よろしくお願いいたしますm( )m にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ
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