
【ブロマガ】拾い食う、見つけたもの手に入れたものを守りたい
拾い食い、で検索してヒットしてたどり着いた方にお教えするのと
チャーリードッグスクールで学んでいる方にお教えするのとでは、
教える内容が違っている、ことが大きく表れるのが拾い食いの問題かな、と思いましたので
それについてお話しします。
ゆるゆるリードで、匂い嗅ぎをさせて、リラックスに導きたい
でもそうしていると拾い食いと区別がつかなくて、落ちているものを食べられる結果になる。
食べられるものは食べる犬と
食べられないものまで食べる犬と
一旦口に入れたものは頑として出さずに、取られるくらいなら飲み込んでやれ
と無理やり飲み込む犬と…いろいろなケースがありますね。
リードの長さが長すぎませんか?
食べ物を見つけて見せ続けていませんか?
グッパーで犬を動かす練習はしていないのですか?
などなど。
そして、新しい読者さんには
犬と勝負していませんか?食べさせないようにということで
食べ物を見つけた時に
「NO!」
などの強い口調で制したり、強めのリード使いで犬の気持ちをイラつかせていませんか。
犬を意固地にさせていませんか?
食べ物を飼い主から守る、というおかしなことになっていないですか?
食べ物は飼い主が無条件で与えるもの、それを守る?なぜ守らなくてはいけないのか?
意識で制御できない状態に何がそうさせたのか?
まで・・・
犬を迎えてから知らなくてはいけないことなどを一から学びなおしていただいています。
くる天オンライントレーニングの拾い食い(とものを守らせない)のカテゴリーの5つの記事をこちらにアップしますね。
●食後アグレッシブになる犬
[物を守らせない・拾い食い]
2010年11月12日 19時0分の記事
食事中唸りながら食べ、
食べ終わると突如として機嫌が悪くなる、という犬の相談。
ペットショップに1ヶ月の時入荷、5ケ月までガラスケースの中にいた柴犬の
ご相談です。
柴犬、を抜きにして・・・
ショップに5ケ月いた、ということで私的考察を。
あるショップでは、
子犬の成長を遅らせるために、シニア用のフードを与えているという話しを聞きました
。
シニア用のフード、プレミアムフード以上のものであれば、油分が少なく、カロリーの少ない蛋白源を使用、ということが考えられますが、
ペットショップでは基本、ホームセンター系のフードを使用しています。
なので、シニア用というのは繊維質が多く(ビートパルプなども多い)、たんぱく質も
良質なものを使わない、ということで子犬の未熟な腸には、負担が大きいということは想像できると思います。
負担が大きくて、しかも栄養源が少ない、そして粗悪な穀類から体の中でガスが発生する。
ガスが発生すると腸が膨らむ。膨らむと未発達な腸は痛みを感じるかもしれないし
ガスでパンパンに張ったお腹では・・・苦しくて当然=機嫌が悪い=暴れる、
は当然であると考えます。
次第に、食事=気分が悪い
になるかもしれない。ヴーヴー唸りながら食べる犬もいるのです。
気質的なもの以外の原因も、最初はあったのかもしれないのですよね・・・
いろいろな方向から考えないといけない、一つのたとえをお話ししてみました。
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●放せ(アウト)
[物を守らせない・拾い食い]
2011年1月28日 10時30分の記事
先日、火曜日の散トレの時、
黒ラブはなちゃんが、おもちゃを咥えて放さなくなった、
守りが出た、ということがおかぁちゃんの記事に載っていましたが
その中の、
今回も、口をこじ開けて取り出して、良い仔だねぇ~♪
地道にこれを繰り返していくしかないかなぁ…
http://ohana0208.blog52.fc2.com/blog-entry-437.html
の部分。
守りに入る仔を飼っていないと分からない部分だと思うんですね。
うちはチャーリー君がそう。
ものを咥える、おやつ交換で取り上げる
これをどんなに繰り返しても、傾向的に変わらないかなぁ、と感じています。
違う言い方をすると、
犬が咥えているものは犬の所有物なので、何かと交換というスタンスでないとフェアーでない、
ということが通じない。
ということ。
一瞬に捕食の守りにスイッチオン。
お願いだから交換して、という姿勢は、ますます、守りを強くすると感じます。
そういうケースがあるので、
一概にこうすればOKということは言えないですね。
たとえ、犬に優しい方法であっても、通じないというか悪化させることがあります。
で、その時点ではおかぁちゃんに話さなかったし、ブログでも書いたことはなかったのだけど、
チャーリーが守りに入ることをほぼ、改善させた方法をお話しします。
出来るか出来ないかは、飼い主さんの自信があるかないか、で決まるかなぁ。
スクロールすると今だけ特別価格!は出て来ないわよ。(爆)
ご安心くださいね。^^
口に入っているものを取る時、口を開けて歯を磨く時
いつも
「いい子だね~」
と強めの口調で言いながら、強制的に取り上げます。こちらの意志を貫きます。
そして、
咥えて放さないもの、代表的なものは松ぼっくり。^^;
またはアキレス腱。飲み込めそうなくらいに小さくなったもの。
咥えて挑戦的に(笑)こちらを見る時は、思いっきり大きな声で
「アウト!」
です。
腰が抜けそうなくらいです。
あんぐり口を開けますから、声もかけずに落としたものを取り上げておしまい。
インターセプトのように前に立ちはだかり、手は腰に。
今では咥えそうになるとアウトと普通に言えばリーブイット、
素通りすることが出来ます。
アウトもNOに違いはないですね。
ただ私の場合はすべてNOで禁止するのではなく
「行かない!」
「違うよ!」
「そこはダメ」
「吠えないよ」
など、その都度都度の行動によって言葉を変えています。
指示語は一つ、という理論から外れますが、
犬たちは案外、それら禁止語を素直に聞いてくれるような気がするし
NO,ではなく行動を禁止ということで、私は気に入っているんですけどね。
NOではそこで終わってしまうけど
行かないよ、ではいかないためにどうするか誘導すればいいのだし、
違うよ、だったら、そうである行動に誘導すればよし。
必ず正解に誘導してマークできると思うのです。
んー、どうでしょう?
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あと3つの記事は別にアップします。
