対提示でそのものを怖くないと認識させるセオリー。
だから昨日の歯磨き手袋。
見せてタンタンとか
見せておやつとか。
まあ警戒心の強めではない個体にはそれでも行けるかと思いますが、
それでダメな子って意外に多いでしょう?多いのです^^;
そういう時のために、私は普段から、ユーモアと繊細さで^^;
そのもの(この場合は手袋)は君には関係するものじゃないから、
をまずは、教えたいのです。
ちょっと意味不明でしょうか?
いずれ歯磨きするものだから関係がないことはないですが、良い意味で犬をだまします。
いずれ関係するから、そういう方法って犬に嘘をついているようで嫌、という厳格な方もいますが
それって擬人化過ぎて犬は辛いかなと思います。
その瞬間、犬を喜ばすこと、心を明るく持ち直すこと
そのために、
その犬が好きなものがそこになくても、結果嘘ついてしまうことになっても
ココの場合だったら今でも
「あ、カレンが来たよ」
「ブッブ~に乗っていく?」
という言葉で心を支えます。まあ、ココをだましているわけですね。
手袋を見せておやつ、
ひょっとしたら・・・犬は何を思うか
「あんなもの見せて、ぜって~怪しい、あれは怪しい、あれで何かする気だな?」
と・・・そう思わせたらNG.
真っ白なあなたではなく、今までいろいろやらかしていた関係だったらなおさらです。
手袋をはめて小躍りすることはありますが、怪しいですよね。私はよくやります。
その飼い主自身が怪しいのは・・・犬には百も承知の家庭もあるでしょう(爆)
自分に関係のある何か?
それはいつも自分にとって不利益(=嫌なこと)だった、ということからいろいろな学習をしていると思います。
まずは犬の方から、それって何?と近づきたいと思わせる。
また、そこにあることが普通になるくらいさり気ないもの、と思わせる。
という二つのアプローチで、慣らしたいものに慣らす方法のどちらかを選びます。
またはどちらも同時進行、ということもあります。
さり気なく、何気に、普通に。こちらも身構えないで。
そして犬を喜ばす、という気持ちが大切かなと思います。
犬の食事をし始めるときにその手袋をはめる、とします。
手袋をはめるとご飯♪
鍵の音が聞こえるとドライブ♪
リードを持てば散歩♪
そう、犬にとってのうれしいことの前触れ=二次強化子にしてしまいましょうか?
という取り組みなんですね。
学習理論はこのように応用できたら学びももっともっと楽しいし、そのうちに
飼い主さん自身が犬にとっての一番うれしい二次強化子になること間違いないと思います!