私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

犬の成長過程

座学で、小麦のかぁちゃんに犬の成長過程についての講演をおねがいしました。

 

http://komugityuudoku.blog92.fc2.com/blog-entry-1314.html

 

まぐまぐでも成長過程について、念入りにお話しています。 なぜか?

犬の一生を預かる身、だからですね。 子犬から老犬に至る、その過程を引き受ける覚悟を持つということ。

犬だからあらわれる成長ゆえの行動を、人間社会に不適格だから問題行動といわれる その、生き難さ。 それを何とかしてあげるためのあれやこれやが、犬をしつけるということで 決して、犬を型にはめて息苦しくさせるものではなく、むしろのびのび 困ったときは飼い主に正しく依存できてどうすればいいのかを委ねることができる という関係に導くものが、犬のしつけではないでしょうか?

FBへの投稿をこちらにも。三つ。 ****

メールカウンセリング、下書きでまだお送りしていないのですが・・・。しばし考えるところがあって、止まっちゃったんですけど。 自由度を与えるからコマンドが聞きにくい、という発想がどうしてもある。それがセオリーだから、仕方がないけれど。ハズバンダリートレーニング、彼らからの協力をお願いする、約束事を作ってコミュニケーションで一つのことを完成させるという発想とは正反対のセオリーですね。それが強制であり、支配的だと思うものの正体なんですけど。 ハーネスもヘッドのコントロールがきかない、それは首輪での強制的なリード使いがまず念頭にあるから。家の中では犬具は装着していませんから、だから居場所の制限へ、と進みやすいです。 自由を与えてその中でリラックスさせ、だから自分で考える余裕があり、だから協調関係を結べるわけです。それが、 「ここで○○してね」 「はい、了解!」 という関係の基礎でしょう。ここをひっくり返すのはなかなか難儀だと思います。

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twitterから座学記事などのRTをさせていただきました~。 楽しんでいただけたかしら? きっと時間中もそれぞれのワンコさんの顔が浮かんだり、大変なときのこと、今まさに大変な時を過ごしている気持ちの波が、ど~っと押し寄せてくるような時間になったのではないでしょうか。 どの時間も、そこに心のキャッチボールをする相手がいるからこそです。相手のとりやすい球を投げてあげられるように、投げ方の勉強をしている今現在ですね。そして受け取る相手は千差万別。だから学びに終わりはないのだと思います。

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一度に同じ月齢の猫を大量に^^;育ててみて、またはたくさんのご相談に対応させていただいて分かったことの一つに、ケージにとりあえず入れないと寝られない個体がいる、ということ。 目はらんらんと、もうわけがわかっていない状態のまま動き続けちゃうの。そういう時は隔離、暗くしてその場所で無理やりにでも「ねなさいね」とさせてあげるほうがいいという個体がいます。 もちろん、ある時期はそうなる、という個体もいます。だから、それぞれで良い、ということが出てくるんですね。サークルか、フリーか。 都度都度見直しが必要です。成長過程に応じて。

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チャーリー君、大分痩せて。被毛も半分くらいになっちゃったかなぁ。 でも、もともと大きいので10キロは維持しています。 小さいころしっかり食べさせて、好き嫌いないチャーリーでしたけど、 あれは嫌、これならいい、チーズにくるんだ薬だけ器用に出すし^^; いろいろめんどくさくなりましたけど。

ショップにいると、子犬の頃から過剰にカロリーを気にして、食事の量を制限されている犬が目立ちますが、 拾い食い、食べ物ではないものを食べるお悩みが必ず付随しています^^; 食糞も、多くは食事量が足りない、ということはあるかなと思います。 まあ、それだけではないですけど。 目に見えない内臓を作っている時ですから、しっかりとした量をお願いしますね。 体重とカロリーーだけで判断しないようにしてください。動きの多さ、排便量とかも考慮して 本当は食べたいだけ子犬の頃には食べさせる、するとある程度体が決まってくると自分で調節します。 そういう動物としての本能的なものも、なかなか家庭犬に求めるのも酷なのかもしれませんけどね。 おなかをすかせすぎている子が多いのかなと、ちょっと気になりましたので。

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