私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

そあら君とうた君

小田原お散歩トレーニングが終了しました。
FBで写真と簡単なコメントをアップしていたら、そあら君とうた君のコメントが長すぎて
投稿が消えてしまってこちらに気を取り直してアップします。

そあら君。1歳ですね。
一番最初に家庭訪問させていただき、コンスタントに散トレに出てくれています。
月一回。くらい定期的に見させていただくと成長ぶりなどがわかってありがたいです。


歩かない、と言っていた頃がうそのように、楽しそうに歩きます。
他の子に吠えられても、堂々としています。

お家で「遊びたい欲求噛み」が、ということでしたが、
対処法をお話しして・・・頑張っていただきたいですね。

こういう噛みは、飼い主さんが慣れていないものですから
遮断法をと言われれば、そういうものかと、最低限の世話をして、
飼い主のありがたみを知らしめるみたいな、そういう方法に向かいやすいかと思いますが。
まあ、犬も賢いですから、いつまでもそういう面倒な方法で欲求はしないものです。
過剰な欲求はしなくなるし、今はダメだということの空気を読めるようになる。

それも日常的にがみがみ叱らない、犬のスペース(心と身体のスペース)を尊重することで身に付く落ち着きですけれど。
楽しみながら取り組んでくださいね。

で、今日はうた君が小田原に来てくれました。


うた君にとってちょっと厳しい訓練の経験があったものですから、自己防衛
しかも過剰な守りが出ます。噛みですね。
噛まずには自分が守れない、と思ってしまったわけです。
飼い主さん的には、なかなかつらい取り組みになってしまっているかと思いますが、
過去を悔やんでも仕方がなくて、悔やむより正しい方法を学ぶ。
守りに入らないためにどうするかを考える。
ですね。

周りにいる方がたは深い理解と、共感を持っていつも一緒に歩いています。
どうすればよくなるだろうと、アドバイスできるように頑張って勉強をされている方も多いです。



お散歩トレーニングに通ってくれる犬たちは、もともと甘噛みなど、通常の理解を超えた^^;様相を呈して
なかなかほかの教室では受け入れてもらえなかった犬が多いです。

それでも、飼い主さんがみんな笑って、凹んでもまた立ち直ってここに戻ってきてくれるのは
一緒に笑って過ごせる時間が持てるからなのかなと思うのですね。
とがめられない。
ガウガウ突進しても、止めて「いいこね」
褒めているのではなくて、そこにいる「あなた(犬)にその場といいこねの対提示」です。

人間は攻撃を封じることに必死になるあまり、ユーモアを忘れ必死感漂い
犬を追い詰めます。
こわばった心と体をほぐすために、笑っていいこねと語り掛ける。
そうやって攻撃心を萎えさえていきます。そしてそのうえで取り組みを始めます。

頑張りましょうね!
今日も自慢焼きが美味しかった(笑)うた君ママさんは辛党で食べれなかったけど^^;

ではでは、また次回小田原は12月17日です。


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