私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

今年の取り組み

行動分析を学び・・・(今も学び中です。もっとしっかり学ぶためにも計画中です。)
ドッグトレーニングは行動を分析するわけですが、
私が目指すもの、というか、多くのお悩みにこたえるためには

行動ではない状態の強化と
いったん身についてしまった恐怖の感情の鎮静化と。
犬目線で罰と感じない、行動を止めるための働きかけ。

この3大柱^^;に重点を置いて、今年一年かけてまとめようと思い取り組んできました。

座学では
古典的条件づけについての学びの過程についてのお話をさせていただきました。

動物福祉、
犬の欲求

これをベースにして取り組むとき、今普通に行われている矯正法は?
虐待の範疇に入るのではないか?という物が多い。そう思い至るようにもなりました。
これは、愛護推進委員としての啓もう活動として一生取り組み続けるテーマでもあります。

行動ではない状態の強化と
いったん身についてしまった恐怖の感情の鎮静化と。
犬目線で罰と感じない、行動を止めるための働きかけ。


ぜ~んぶ^^;大切な基礎の部分をすっ飛ばすと、大変なこと^^;になります。
この基礎の部分がないがゆえに
私の名前を呼んでおやつについての理解が
全然違ってしまっているのは、飼い主さんだけではなくプロの中にもいるようです。
状態の強化ですから
食べ物は報酬として使うわけではないのですね。

食べ物を報酬として使う、オペラント条件づけによるトレーニングで直る行動、作り上げる行動
はそれはそれで沢山あります。
でも、今までの既成のトレーニングでは救うことができなかった類の問題に対してどうしたらいいのか?
を、ずっと考え続けてきました。
代表的なものが
吠え
です。
吠えという行動、やめさせるための吠えの直後に罰を与える、または
報酬を取り去る。
学習理論に則って取り組めばその通りですが、うまくいかないケース、もっと悪化するケースが多い。

なぜか?

それは吠える理由、犬の感情がそのままだからです。
感情に対して働きかける方法でなければいけないのでは?、感情に働きかけて感情を整えてあげれば
おのずとその行動が出る幕はない、
と仮定しての取り組みを行っていただいています。

まずは吠えのカテゴリーと。
古典的条件づけについては、今年初めからのブログ記事と。
ぜひぜひ、読んでみていただけたらなぁと思っています。

どんどん犬が理解できて、目の前の我が子がいとおしくなる。
そんな犬育て。問題があっても自分が何とかする、という飼い主力。
そういう力強い思いを育てたい、ずっとそう思って発信し続けたいです。



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