私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

基本的な欲求

twitterで。

犬の精神的ストレスについてもっと考えましょう。興奮している時のスルー(無反応)は必要ですが、犬からの欲求にスルーすることは、たとえ人間目線で、教育と思ってもそれは犬には酷なんですね。その違いが分かる犬飼いになりましょう。

精神的なストレス。色々あるとは思いますが。

たとえば・・・
分かりにくい^^;(飼い主さんが想像もしないであろう)ところでは

犬が食欲がない時に、食器の中に残ったフードを心配そうに見つめる飼い主さん。
食べさせないと、食べてくれないと・・・と
足したり、変えたり・・・
食事と飼い主さんのうろたえを^^;対提示していることになりませんか?

犬が苦手な犬と思っている飼い主さんが
反対から犬が来た。リードを持つ手に力が入ってさっと方向転換した。
犬は飼い主さんの顔を見た。顔がこわばって慌てている。多くの犬は
飼い主さんが慌てるんだからよっぽど危険なんだ、と受け取るのではないか?
と想像しています。犬たちの様子を見て想像するわけですけど。

犬目線で、かなりプレッシャーではないでしょうか。

そういうことが毎日積み重なっていくわけですね。

飼い主さんの慌てっぷりが、犬の警戒を強める=精神的にストレスがかかる状態が
延々続く(警戒吠えについても上記の飼い主さんの慌てっぷりが多いですからね、日常が
警戒するものになる、と考えて対処をアドバイスしています)。

そういう、
飼い主側の態度や、行動が
犬をますます警戒させて、精神的なストレスが大きければ
当然噛みなどの問題は起きやすくなりますから、さて飼い主さんは困った、となるわけです。
自分の行いの間違いが理解できなければ余計に。
指摘されても、直そうと思わなければ問題を直す別の方法(犬にとっては辛い方法)をとってしまうことになりますね。

今日はこういうお話を福井でしてきたいと思います。
続きはまた記事にします。ではでは行ってきます。
今日もよろしくお願いいたします!


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残るは仙台座学のみになりました。定例杉並座学は毎月行っています。





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