私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

一人お散歩トレーニングでも同じ

多くの読者さんは、お散歩トレーニングに参加できない環境で
それぞれの取り組みを続けているわけですが。

お散歩トレーニングの環境というのは
私が直接見てアドバイスできる
吠えたり好ましくない行動が出ても、周囲の目が冷たくない

という二点のみが普段のお散歩との違いではないでしょうか。
後は、2時間くらいずっと行動を共にする、ということかな。

反対に言うと
後は同じなんですね。

大勢の人と犬の中で、さぞかしストレスフルかと思いきや
終了時点、または2~3回回数を重ねた時、
穏やかな状態=この場所は大丈夫になっている犬たちの様子に目を見張ることでしょう。

何をする場所か。
気が散る環境、苦手なものがある環境で
あなたの存在で犬を落ち着かせる練習をする
わけです。

叱り方を教わる場所でもなく、テクニックのイロハを教わる場所でもありません。
テクニックはこちらとオンラインの方でお話ししていますのでそれで予習をして、分からないこと
できているかどうかを、確認する場所としてのお散歩トレーニングです。

犬が吠えかかりそうになりました。
「はい、そこでインターセプトしてください」
と私が言ったとき
「え?インターセプトって何?」
「それってどうやるの?」
という状態で参加されるのは、ちょっと困ります。
いろいろな方法が分からないのならば、定例座学もしくはメールカウンセリングで準備をお願いします。
または個人レッスンで。
それぞれの方が失敗と思うような状況を避けたいと思って準備をして参加されているわけですから
それぞれが予習をしてこないと、相手に迷惑をかけてしまいますね?

これは日常もそうです。
犬について、正しいしつけ方について、犬を飼う人も飼わない人も、みんなが学んで暮らしていかなければ
犬を取り巻く環境が厳しいものになる
それと同じことです。

むやみに触らない。
犬の前で大きな声ではしゃがない、じっと見つめない。
乱暴な扱いをしない、などなど。

飼い主レベルからの押し上げ、という目的を持って、なおかつ自分と犬との暮らしやすさのために
楽しく学ぶ場を整えるために、基礎的な勉強をまずお願しておきたいと思います。

繰り返しお話しし続けますね。



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