学習理論に則って
その行動(引っ張り)のメリット=前に進める
を起こさないように、リードが張れても木になって止まり続ける。
これでうまく行く犬は、あまり矯正には苦労しないのかもですね。
上手く行かなかった犬が、多く訪れます。
また、矯正に失敗して噛みが出るようになってしまったとか。
引っ張ることの奥に
回避行動的な感情があれば、逃げられないから当然、違う行動が出ます。
吠えたり咬んだり暴れたり・・・
引っ張りを直すよりさらに苦労する問題に移行する、と言えるのかなと思います。
これは引っ張りだけではないです。
甘噛みもそうですよね。
甘噛む、という成長過程に当然現れる行動だけを抽出して、なくそうと思ったら?
その成長過程のうずきみたいなものはどこかで出る、
当然ですよね。
それさえも抑えようとすれば、犬はどんどんフラストレーションがたまって
飼い主の言葉なんて聞いちゃあいない^^;そんな状態になってしまいます。
こちらが問題だと思う行動に
我々は矯正という名目で、いやな感情を起こす刺激を対提示している、
ということにそろそろ気がつかなくてはいけないはずです。
引っ張ったら、有無を言わさず方向を変える
いわゆるリーダーウォークです。
犬の体に大きな負担をかけますね。
体に負担がかかるということは、精神的にも負担がかかります。
そういうものを、本当に必要かどうか?考えられる飼い主的な力を養いたいものです。
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