お散歩トレーニングは3メーターリードを使っていただいています。
普段のお散歩にも使っている方は多いはずです。
長いリードを使うことで何が良いのか?
それは・・・
お散歩は犬の何の欲を満たすのか、ということにもつながってきます。
長いリードは、犬の歩行を妨げません。
ふらふらとあっちこっち匂いを嗅がせるときに、リードのテンションをかけないでいられます。
緩めやすいのですね。
という理由なのですが、
訓練の方向性では
匂い嗅ぎをさせない、と言われているかと思うのですね。
好き勝手に嗅がせていれば社会の迷惑だと。
はい、その通り。
だから迷惑のかからないように時と場合を考えての匂い嗅ぎになります。
もちろん、
3メーターのリードを伸ばし切って歩かせることはしません。
もし公道で、そのように歩かせている人は、私の歩行トレーニングを読んでいない、
このブログの読者さんではない、と私は言いきらせていただきます。
NG行為としてお願いしているからです。
ある日の稲毛のトレーニングですね。こんな感じで皆さんリードを短く使っています。
匂いを嗅がせるときに、
拾い喰いを心配するあまり、短いリードをさらにテンションをかけてつかんでいるために
犬と人との綱引き状態・・・
になっていませんか?
人がリードを手繰って犬のそばに行き、お腹の前でまたは手を脚に沿わせて垂らして
リードを固定して、リードは一直線だけど
緩みがある。
そういう状態なら、制御は楽かと思います。
犬に余分なプレッシャーも与えないですみます。
人がそばにいることが犬にプレッシャーになる
興奮した時に人が犬の前に立はだかるリード使いが危険で出来ない
吠えている犬の体に触れない。
どれも・・・NOで育てた犬にはありがちなことですが、私の犬育てにはあり得ません。
リードを手繰って、迷いなく犬の前に立てる。どんな時も。
人が前に立って変えられるのは犬の行動だけではありません。
感情をなだめられます=感情を整えられます。そのためのコンタクトトレーニング=古典的条件づけの
トレーニングですね。
ずっとずっとその深いところについてお話してきました。
人と犬とは感情の部分でつながれるはず、そう思います。
理解していただけていると嬉しいです。
感情を整えるためにもまず、こちらからリードを緩めてあげましょう。
犬を信用しているというメッセージにもなるのかな、と思います。
長いリード・・・^^;お話し続きます。