私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

基本の基本

昨日ご紹介したブログの中でも
トレーニングと言うのはオペラント条件づけで行われ・・・
良くできたね、でごほうびをあげる
と・・・ありますね。

ただ、ハズバンダリートレーニングというものの一番の大切な部分はそこではないです。

なにか?

ハンドラーが近づいてきて警戒されたらトレーニングできませんね?
ターゲットをもっている・・・そのターゲットが怖かったら
ターゲットを持っている人に警戒したら
手をのばされたら警戒するとか・・・
何かをさせようと焦る顔が警戒されるかもしれませんし^^;
行動をさせる前にたくさん難所がある、のです。

反対に言うとその難所を、やっつけで済ましていると、
ある時
嫌だ嫌だが爆発してしまう…個体がいるということになります。

だから
近づいてはタンタンとか、いいこねとか、おやつを投げて与えるとか
近づくという刺激と、その犬にとって喜ばしい感情や身体反応が出るものを
対提示(=ついていじ)していく作業が必要です。
ここをすっ飛ばすと、強制チックになるんですね^^;

刺激と刺激の対提示の事を、私は
名前を呼んでおやつ
というネーミングで呼んでいますが
(名前)と(おやつ)の中にはいろいろなものが入ります。
ここをしっかり理解して、
何かをさせるために名前を呼ぶわけではない、という理論をしっかり学んでいただきたい
これが基礎の基礎です。

そして本当の意味の、スモールステップですね。


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