私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

家庭犬として

横浜散トレ終了しました。

家庭犬として大切なこと、についてお話しました。

散トレ=お散歩トレーニングは、犬に何かをさせる場所ではないということは
常々お話しているところです。




家庭犬として生活の中で、求められることの多くは

○○しないで落ち着いていること

ですね?

食卓のものをねだらずに、家族の終るのを落ち着いて待てるとか
穏やかにお散歩できる=歩き続けるとか
吠えないでいられる、または吠えをストップできるとか
家庭内の同居犬や動物と仲良く暮らせるとか
どれもこれも・・・状態、穏やかな状態を求めています。

(行動の強化と、状態の強化では対応が違うと私は考えています)

散トレではおやつが頻繁に登場しますが、
回数を重ねてくると、自分のママが他の仔におやつをあげていても
落ち着いて待っていることが普通になります。
だからガウガウ争いが起きません。起きなくなって行きます。




万が一争いが起きたら、誰かがインターセプトすればいいだけのことです。
落ち着いていなさい、止めなさい、その行動を止めなさい
を犬に伝えるためのインターセプトですから。

「うちの子はおやつがあると興奮するんです」
だから?
家庭でもそうでしょうか?
落ち着くまで待って、落ち着いたらさらにそれを強化するために無反応を返す。
落ち着いていられることがご褒美である、が飼い主側が理解できてだんだん自制が働くようになってきます。
歩き続けることで落ち着かせることも、その無反応を返すの理解で、強化出来てきます。
何かをさせようとし過ぎない。


なかなか理解できない考え方かもしれませんが、犬たちがみんな穏やかに犬らしく
飼い主の声が届いてきていますから、間違いはないと思っています。

感情の動物である犬に対して、ネガティブな感情を強化しないためには?
もお話ししました。
座学やブログ、散トレ等でず~っとお伝えし続けたいと思います。



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