私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

猫慣れとチャーリー

あられを迎えた頃の記事です。

チャーリーは猫に突進、猫を見ると吠えまくる、という子でしたので
猫と同居できる時が来るとは思いませんでした。
チャーリーVSあられ
http://charliemama.weblog.to/archives/302779.html





今では家の中10匹、外に5匹^^;(書き出すとさらに恐ろしいですね^^;)
の猫と暮らしているということになります。




仔猫たちはなぜかチャーリーのことが大好き。
すりスリしたり、じっと見つめたり・・・そういう姿は見ていて微笑ましいですが
やはり取り組まなければこの状態にはならなかっただろうな、と思います。

今でも外の猫を追いかけます。
が、逃げないなんちゃんのことは追いかけませんので、





追いかける→猫が逃げる
が行動を強化しているのでしょう。
追い払いたい、ということなのでしょうかね。

家の中では・・・
追い払っても追い払ってもいますから^^;慣れてもらわなければいけないんですね。
突進、吠えも、興奮を助長させるのでNG。
攻撃的な行動につながるので、私の介入(インターセプト=触る、抱く、声をかける)で行動を止める
100%止めるようにしました。
まずはこちらの意思を、理解してもらうように
チャーリーから絶対的な信頼感を得なければ難しい介入になってきます。
絶対的な信頼感というのは、チャーリーを操作して何かさせるのではないです。
こちらが○○しないように。そして○○する、ということ。
こちらの働きかけで得られるものです。ここが間違っている方が多いと思います。

猫を追いかけている時大きな声で「NO!」と言っても興奮している犬には届かないか
もっと興奮させてしまうでしょう。だから、リードショックや天罰などの音、犬にとってびっくりする刺激を
用意する羽目に陥るのではないでしょうか。
私は触れば落ち着かせられます。
皆さんにも目指していただいている方法です。




後は対提示。
あられを見てはおやつ。あられを見ている、あられがいる時の方が良いことがある。
そういう思い込みを作るように取り組みます。
もちろん、取り組む人が鬼のような形相では^^;犬はむしろ警戒するでしょう。
柔和な顔で、お願します。

猫慣れだけではありませんね。これは社会化の基本になります。





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