私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

ボトムアップのリーダー論

藤田りか子さんの記事。私のお気に入りなんですけど。
読まれてない方はいますか?
『協調心、つまりボトムアップのアルファ論』

http://www.dogactually.net/blog/2012/05/post-227.html


記事の中のトップにヴィベケさんに甘えるジェパードの写真が出てきますね?

犬が前足をかけるのは犬が人間よりも上の地位を主張している、とされる行動。^^;
まさにその写真ですが・・・

この行動は犬の親和行動であると言われて久しいんですね。
しかし、知識の更新を怠っている方には、依然、
犬の挑戦、と映るのかもしれません。

犬が孤独に耐え、甘えられる対象を見つけた時、人間にとって挑戦的と受けとれるような
飛びつき噛みを繰り返す犬がいます。
こういうタイプは私が受け持った犬のすべてが、ナイーブな犬なんですね。

挑戦をしているわけではありません。その奥の真意は・・・困惑ではないでしょうか。

ただ、その時
おやつなどで気を逸らすことを私はお勧めしていません。
が、どうしてもできない飼い主さんには仕方がない^^;から(できないことをやれとは言えませんので
出来るようになるのを待ちますが)おやつを上手に使ってくださいねと指導します。
上手に使ってくださいね、というのは使い方にコツがあるからです。
少なからず、自分流の使い方になってしまいますから。

私がお勧めする対処は、インターセプトです。
下がインターセプトのカテゴリーです。

http://charliemama.weblog.to/archives/cat_29917.html

犬に瞬間的な無視をしたり、スルーしたり、無反応を返すことで犬の行動が意味ないものであることを
教えます。

インターセプとは、飼い主さんの強い心と、犬からの協力がなければうまく行きません。
犬が協力したい相手になる。
それは・・・
力がどちらが上か、を競い合うことからは生まれませんね。
こういう感情は、犬も人もないと思います。
毅然とした態度、も多くは誤解されているところです。
協力したいと思う毅然とした人。目指すところはそこかな。

今日も素敵な一日になりますように。


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