小田原基礎トレ終了しました。
名前を呼んでおやつ
についてプリントをお渡ししてお話させていただきました。
古典的条件づけ、について今一度考えていただきたいということ。
犬と仲良く暮らす、また楽しく暮らすために
しつけ方を学んだり、トレーニングを学んだりするのですよね?
良い犬にしたいから、ではないと思います。結果、自分にとっての良い犬がそこにいるはずですが。
名前を呼びながらおやつ、です。
犬は何も正解となる行動をしていないのにおやつです。
これを応用して、
苦手な場所でおやつ
苦手な人を見ておやつ
苦手な音を聞いておやつ
と進んでいくことができます。
その時に、ただおやつを与えるよりも二次強化子になった名前を入れた方が犬の気持ちを
こちらに向けることができやすいということ
が言えます。
社会化の基本ですので、一生涯継続してください。
トレーニング、という情報が多すぎて
犬の正解をマークする、ということばかり考えていませんか?
結果マークできることは少ないはずです。
私の犬との接し方をお話ししました。
犬が警戒しない秘訣ですね。
なだめます。きげんを取ります。
出会ったとたんに「いいこね~」
を連発します。シャイな犬には視線を向けずに、でも「いいこね」と。
「いいこね」と言いながら撫で、「いいこね」といいながらリードを預かり
「いいこね」と言いながらおやつを食べさせます。
犬は全身の筋肉を和らげてこちらに心を開いてくれます。
これが犬に対する基本。
ここがおろそかになっていないかな?
だから動物と接することに馴染めないのかな?
そんなことを思います。
犬に伝わりやすい方法で対しても、こちらの事に聞く耳を持たなければ意味がないです。
まずは犬たちが、伝えて欲しい相手になること。
それが大切なことなのではないかなと、思っています。