私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

唸り

ソファに寝ている犬の隣に座ったら「ヴー」って唸った。
ブラッシングでブラシを見せたら「ヴー」って唸った。
寝ている犬の前を通ったら、また寝ている犬の体勢を整えようとしたら
「ヴー」と唸った。

良くあることですね。
わが家では可愛いココちゃん^^;が唸る仔でした。
不安傾向が強いわけです。

気質的、または、嫌な経験によって
不安から、相手を警戒する時に発せられるシグナルですね。

ただし、
家庭内で人間に対して唸ることは私も嫌だな、と思う人ですので
唸らないような犬を目指して育てます。

では、唸りはどうやって直していくのか。

対処療法的なもの、
唸ったから唸った行動に罰、はNGですね。
もし言葉をかけるのなら?
「大丈夫よ」
です。不安なのですから。最初のこのボタンの掛け違うで、ほんの些細なことで唸りが続いている犬
いつまでも人を信用しない傾向が残るのではないかなと思っています。

まず、一般家庭に唸りがすでに攻撃の前兆となっている犬はいないという過程でのお話ですけどね。
攻撃の前兆になった犬は、さらに細かく行動修正していかなければいけませんので。

すべてはリンクする。
過去記事ですがご紹介させていただきます。

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オンライントレーニングスクールの10月17日付の記事です。
http://blog.kuruten.jp/charlie

有料ブログなので、記事内容は定期購読されないと読めないようになっております。
こちらの記事をまとめ直したり、今現在行っているトレーニング、取り組み、私自身の取り組み、お勉強などを公開しています。
 たま~に・・・疲れると(笑)こんなぼやきなども書いていますけどね、ネロくんが「みんなに読んでもらいたい」とコメントくださったのでこちらに転載します。

一昨日smallcountryさんが
「手のかかる仔だから、自分にしか育てられない♪ 一生面倒みるのは私♪ 一見、責任感溢れる慈愛に満ちたスタンスだけど・・・・ 突然の事故や病気などで、どうしても愛犬を手放さなくては ならなくたった時、トレーニングが入っているかいないかが その仔の生死を決める と言っていいと思います。」
こちらから一部転載。
http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-1330.html

書かれていましたが、ホント、そうですね・・

夢見るだけでは犬は飼いきれない、
犬の一生に責任は持てないんだと深く考えました。

では転載記事です。


すべてはリンクします

犬の行動欲求を満たしましょう。

さらりと書きますが、さらりと読み流すことのないようにお願いいたします。

例えば、犬の噛みつきに悩んでいる時噛みつきキーワードで検索し、それの対処にばかり目がいく・・・そんなことはないですか?
 犬の行動欲求=犬が犬らしく生きるということです。
人間社会の中で生きるのだから、辛抱してもらわないと確かに。
ただ、辛抱させすぎるのでしたら、私は犬を飼おうとは思わないです。

辛抱させるために飼うのではなく共に楽しむために飼うのだから。
自分が楽しみたい時や可愛がりたい時に可愛がる 人は満足するでしょう、では犬は? 犬は言葉を話しません。理解もしないです。
だから、思いやりを持って何がその時欲しいのか、それを与えるために犬と会話をしたい、犬の気持ちが分かりたい、だからトレーニングというツールを通して、犬とのコミュニケーション能力を高めましょう、と思っています。

なぜ噛むのかな?なぜ唸るのだろう?

分かりませんか?

犬が犬らしく生きることを、分かろうと理解することで、自然に理由は見えてくるはずだと思います。

トイレは犬の習性にかなっているか、寝床は快適ですか?
お散歩は興奮し過ぎることなく快適に楽しんでいますか?
人とコミュニケーションは十分ですか?
お腹は満たされていますか?
たまにはとびっきり美味しいおやつをあなたの笑顔と共に与えられているかしら?

そういうコミュニケーションがトレーニングです。
特別なものではなく、日常のやりとりですよ。
 だから、今一度、あなたと犬の関係、そして犬の生活様式を見直してあげてください。

 すべてはリンクします。切り離されたものは一つもないと思っています。

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