私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

名前を呼んでおやつでよりどころを作る

おはようございます。
小田原はみぞれっぽい雨です。

東京、さいたまどうでしょうか?明日の秋ヶ瀬散トレ、開催できますように。


今日は、我らが亮子さんの素敵な考察をご紹介しますね。
シリーズ^^;になっていますので、皆さんもぜひ、ということでご紹介させていただきます。

今日もワンニャン日和
http://rayandmeme.blog83.fc2.com/

●「名前を呼んでおやつ」の真意とは?~古典的条件付けの私的考察1~
http://rayandmeme.blog83.fc2.com/blog-entry-595.html

●オペラント条件付けには不得意分野がある?~古典的条件付けの私的考察2~
http://rayandmeme.blog83.fc2.com/blog-entry-596.html

●名前」と「オヤツ」の重要な意味~古典的条件付けの私的考察3~
http://rayandmeme.blog83.fc2.com/blog-entry-597.html


犬を丸ごと受け入れるというのは
人間側の犬とは何ぞや?の学びの上に成り立つものである。
また・・・それは
命とは何か、どうあるべきか、イキイキ生き切るためには何が必要なのか。
までを考える自分育ての旅ですね。
そして旅の道連れはたくさんいた方が楽しいし、心強いから、同じ方向性を持った方々と切磋琢磨しているのが、チャーリードッグスクールの在り方です。

昨日の記事で、犬にとってのよし悪しでトレーニング法をしっかり見極めて欲しい思いを書きましたが
昨年一年、
【支配性理論をぶち壊せ】
というテーマ^^;に則って活動してきました。
そのうちの一つ、『愛情遮断法』について、セミナーやトレーニング、個人的にヨーロッパで活動されている方々へ、是非をお聞きしていたところです。
壊していきたいですからね。
で、噛み犬^^;といえばムツゴロウさん。心を救える極めて動物寄りの考え方と
現代科学の知識によって活動を続けているムツゴロウさんに、聞かない手はない、ということで
アメブロを通してメッセージを送らせていただいていました。
その質問は私から以外にも送られているということをお聞きしました。

尊厳についての問題だから、おざなりには出来ないんですね。

私たちのお散歩トレーニングは
噛む犬も多く参加します。
そして、どの犬も区別されることなく、愛情をこめて名前を呼ばれ、おやつをもらいます。
噛む行動が出ないように、あげる側も勉強が必須です。

攻撃的な態度をとっても、変わらず思いを込めて名前を呼ばれ
「あなたは愛されているんだよ、いいこでしょう?」
と言い含められるように^^;声をかけ続けられます。これは、家に帰っても同じことを続けていただいています。
それが名前を呼んでおやつです。

が、こちらからの遮断は、
皆とは別の対応をされるんですね。声をかけてもらえない。
求めても・・・与えられないんです。
求めなくても与えなくてはいけないし、犬が本当に欲しいものを与えなくてはいけないんですよね。
遮断して上手く行ったものは、本当に犬が欲しいものではなかったということ。
今まで与えてきたものが、
犬にとってのよし悪しで考えられていなかった、人間側の学びが不十分だったということです。

犬は・・・与えられなくなった時混乱しますね。
求めなくなった時、問題が消えたと思いますかね?
本当の意味で、人間側の問題を育てているということに気がつかなければ。
それこそが支配性だから。私が壊していきたいと思っているものです。

さて、まだまだ歩みをとめません。
私は個人攻撃をしているつもりではないのですね、誤解をされている方が少数いらっしゃるようですが。
本当に求めているものを、しっかり見つめなくてはとお願いしたいと思います。

ムツゴロウさんからのお返事です。ぜひ皆さんで考えていきたいと思います。
#135 愛情の遮断?>チャーリーママさんへのお返事 その1
http://ameblo.jp/mutsugoroanimalkingdom/entry-11463970745.html


雨(雪?)の一日。寒いですので体調管理十分に。
今日も良い日でありますように。

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