私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

眼圧

ドッグ・トレーナーに必要な 「犬に信頼される」テクニック: 「深読み・先読み」の第2弾、問題行動はこれで直せる! (犬の行動シミュレーションガイド)
ヴィベケ・S. リーセ,藤田 りか子
誠文堂新光社



発売から数日経ちましたが、皆さんもう読了されましたか?
私的にtレーニングの方向性など、まとめあげる意味でもかなり爽快な内容ですね。

4月からのプレイボウさんでのスカイプセミナーの内容と合わせて、これからの散トレの在り方にも
生かしていきたいと思っています。

ストレスにはネガティブなストレス、ポジティブなストレスがあって
例えポジティブなものでも過ぎれば一転ネガティブになる。
が、ストレスに怯えすぎる、心配することは、犬の不安をなだめるどころか
成長を阻害してしまう・・・行きすぎた心配はそういう問題もはらむと思います。

が・・・
よく言われる
「しつけ方はそれぞれで良い」
と・・・
いまだ犬の首に圧をかけて、行動を制御する方法が
「この犬には合っている」
「この問題にはこれしかない」
と言われる現状があります。
(反対に・・・ハーネスでなければ良くない、という行きすぎた考えも多いかと思います。
引っ張らない穏やかな犬なら首輪でも全然問題がないでしょう。
パフォーマンスではないのですから)

上記の本のP114から引っ張りとチョークチェーンと健康への弊害が書かれていますが
チョークチェーンでなくても同じですね。(人間のネクタイでも、だそうです)
犬が引っ張るだけではなく人間が引っ張って圧をかけることで、犬の眼圧は上がり
目の痛みや頭痛を引き起こす、という首に圧をかけることの危険性の科学的証明についての記述があります。

もはやそれぞれで良いとは言えませんね?

問題を直すと言いつつ健康を害する・・・
本末転倒でしょう。
例え攻撃的な行動でも、チョーク、首を締め付ける以外に方法があるわけですから、健康に過ごすために
問題行動を直していくわけですから、そういう意味でも「それぞれで良い」という考え方には賛同は出来ません。

飼い主さんの最初の一歩を考える、思いやることで、
「この子にはここまでしないと無理なんです」
というような・・・こじれた問題。飼い主側の思い込み・・・
そこまで追い込む事はなくなると思います。

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