私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

犬の気持ちを思いやる

シーザーミランについての記事↓
支配性云々を別にして・・・訓練方法(考え方含む)について論じられたり紹介されたり
そういう時って白熱しますよね。

dog actuallyの藤田さんの記事二つ

シーザー・ミランのライブショー、デンマークで講演中止になっていた
http://www.dogactually.net/blog/2012/07/post-252.html

犬のヒーローになれば!(北欧のシーザー・ミラン批判続き)
http://www.dogactually.net/blog/2012/07/post-253.html

facebookのdogactuallyのページでもいろいろコメントが載っています。
http://www.facebook.com/dogactually

シーザーミランが相談に乗る犬というのは、かなり難しいケースなのかなと思いますが
究極の問題は咬み、ですよね。それに対する時に、やはり彼だからできることというのはあると思うのです。
また、咬みについての問題のある犬に対する天才、
といえば私が真っ先に思いつくのがムツゴロウさんなのですけど・・・
あきる野で行われたティーチングインも「咬み犬」についてでした。
ムツゴロウさんだからできること、であると思います。
特殊な能力の特殊な力を犬が察する、というような。

ただ・・・
一般飼い主として考える時に特殊な例を挙げても困ってしまうわけです。
では、何を指針とするか。
手放さなくてはいけないほどの咬みにしてしまった原因と向き合う時
または、そうさせないために、何を指針にしたらいいのかを示すのがトレーナーの役目だと考えています。
だから社会化を勧める。
だから、犬の習性を学んでいただく。
行動の原理を学んでいただく。
わけです。

ムツゴロウさんがシーザーミランについて書いた記事の中の文。

生活に一つの決まりを作るんですね。
そうすると、例えば、犬とのつきあいかたに非常に迷っていて、
自然体でつきあえない人がいたとしますね。
そういう人が一つの決まりを作って、犬に「入っちゃだめ。だめよ。」と声をかけ、
よし、私が入って・・「いいよ。」とこういった命令を出します。
そうすると犬と人間がそこでコミニュケーションをしているんですね。
だから、それでもいいんですよ、ということです。
でも、それを理論化すると、質の悪いものになってしまうんですね。


http://ameblo.jp/mutsugoroanimalkingdom/day-20110324.html
2011.3.24
の記事です。

家にはいる時ドアを通る時に犬が先か人が先か、というケースでの答え。
どちらでもいいんです。
ただそう言われると、迷いの出る人、行動を決められない人がいる
犬との付き合いで問題が出るということは、実はそこに原因があるのかもしれない。
コミュニケーションの取り方が今ひとつわからない、
そういう方も犬を飼っているという事実があるわけです。

でもそれを理論化してはいけない、方法として体系化してはいけないということではないかなと思います。

そして、トレーニング、矯正法は、自分にとってどうか人間にとってどうかよりも
犬はどう感じるのだろうか?(犬も感情があるので)
に焦点を当ててこれからは進んでいくべきではないか、そう思っています。
教育、ですもんね。家族なのですから犬も。

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どなたか猫を飼いたい方~~~。座学でも必ず声をかけさせていただいていますがスルーです。(笑)
ま、気長に探します。
この子は目がつぶれかかっていたちび太君です。
しかもでべそ^^;(臍ヘルニアなんですね・・・)
でもこうして柵をよじ登ります。^^;



生きたい!という強い望を抱かせること(食べたい、抱かれたい)が生きる原動力ですね。

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