チャーリードッグスクール

私は社会化のドッグトレーナー

犬を満足させる

一見攻撃的、というか攻撃的な行動を犬が表す・・・
飼い主さんは
それを矯正するために、犬を抑制させる=トレーニング
ということで、トレーニングをすると思うのですが。

犬たちの攻撃的な行動が実は
人とのコミュニケーションの失敗から来ているものなら
人の意思を伝えるための努力をしなくてはいけないし、
自信がないから相手を遠ざけたいとか、
自分のバリアを作るために、吠えたり突進を繰り返したりするのであれば
矯正のためには、まずは満たす方向で。

興奮して吠えている。
でも・・・抑えると、もっと他の行動で自分を守ろうとするかもしれないです。
飼い主さんとのコミュニケーションの齟齬、たとえば
吠える→NOで矯正しようと声を荒げる・・・
でも犬には
「ママが慌てるのだからきっと相当危険なんだ、吠えて追い払おう」
と・・・
受け取れるのかもしれません。
自分を守るのは飼い主で、でも守る必要はない場面であるとか
誰も自分に向かってこないということを落ち着いて観察できるようにするとか
飼い主さんのインターセプトを受け入れられる下地を作るために
まずは犬の欲求を満たしてあげて欲しいと思います。
匂いたい、確かめたい、散策したい、食べたい・・・
犬それぞれ、何を欲しているのか、見つけるための基礎トレーニングかもしれませんね。
犬に興味がある、
飼い主と動くのが好き
食べることが好き
散策が好き・・・
あなたの犬は何を欲しているのか、じっくり考えたり、感じてあげることはさて、
あなたの日常にどれだけあるでしょうか?
犬と暮らすこと=犬を知ること。それは楽しみなんですね。
犬は人間の「汚いから」という概念がありません。
ミミズに体をこすりつけ、地面に落ちた泥のついたお菓子を拾い食い、
よだれで濡れた顔で、泥で汚れた手であなたに好きだと飛びつきます。
それははたしてNOでしょうか?

かなり以前に、抗菌抗菌って恥ずかしくなるくらい大騒ぎした頃ってありますよね。
そのノリで犬を飼う・・・
目が回ります。

犬はおもちゃではないです。
どんなに愛情をかけようと、一方通行の愛情では犬を尊重しているとは言えないですね。
少しだけ、犬の行動を辛抱することから、犬とのコミュニケーションの齟齬は防げるのではないかなって考えています。
人間側の譲歩で、うま~く犬をこちらののぞむ行動に誘導するというのかな、
そんな方法を考えてあげて欲しいです。