私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

もっとストレートに生きてみよう

人間って言うのは、何て厄介な動物か
と、時々思います(もちろん私も含まれます^^;)。

トレーニングが順調に行かない時に限って
やんややんやとはやし立てる・・・ブログでも何か事が起きた?
きな臭いと一気にアクセスが上がったりするじゃないですか?
ああいう感じ・・・
上手くいかないことを心配するというより、上手くいかない人のさまで安心するような?
ホッとするような・・・
人間というのは厄介ですね。

トレーニングの場は、ホッとはします。
問題を抱えているのは自分だけではない、ということが分かるから。
屈折した^^;感じ方でしょうか?私はそうは思いませんが。

問題を抱えているのは私だけではない。
だから、まあ取り組まなくてもいいか。
というタイプの方はトレーニングは長続きしないかなぁ・・・
私の周りには
問題を抱えているのは私だけではない、そうだ、みんなの取り組みを参考に私だって頑張る
そういう方が集まってきます。

たまには
「ああー、自分の犬の方がまだましだなぁ」^^;とか。
正直ほっとすることがありますよね。

でもそこで止まっていては、お互いに慰め合うだけで向上することはないでしょう。
「できなかったね~」
で笑い合うはよし。でもできるようにしなくては、ね。

まれに・・・
「頑張りすぎないで」
と言う方もいます。もっともですが・・・
「取り組まなくたって何とかなるわよ」
のと同意ような気持ちで言っているのではNGかと。

頑張っている人にかける言葉は
「本当に頑張っているのね、一緒に頑張るわ、励みになる」
であるべきで
「何もそんなに取り組まなくてもいいんじゃないの?」
は、とても足を引っ張っている考え方だと思うのですね。

散トレには、上記のマイナス思考を抱く方はなかなか続かないという現象があります。
そういう方をとどめておくために頑張る私がいますが(ブログ記事で励まします)・・・なかなか。

もっと、ピュアーに、ストレートに生きてみたい。犬たちのように。
とふと考えてしまうことも多いです。

安心出来る場は居心地は良いですが、ではそこから、
上手く行き出したペアがいると?一転、焦る方がいます。
自分は取り組まない、そういう人は焦りますよね。
トレーニング、取り組みは決して競争ではないので、早く仕上がった方が勝ち、みたいなものは存在しません。
仕上がる、という意味も私には疑問です。

では、何が大切か。
取り組み続けることの意義って何かな?と。
それはあなたと犬との関わり合いの問題なんです。
声が届くかな、ということ。
たとえ私が犬の飼育頭数が皆さんより多いからと言っても、
あなたの犬を家に迎えて上手く飼育できるかどうかは、私がその子とどのように取り組むかにかかってきます。
その子にマジにならなければ、その子の個性を見なくては、意思の疎通は難しいですもんね。

そういううんちくを考えつつ^^;犬だけを見ないで、飼い主さんとその子との関係を
把握するようにしています。個人レッスンでも、散トレでも。

いや~、今日は何だかブツブツ言ってますけど^^;人間同士、いろいろ分かり合えない部分、も多い中で
犬と分かり合えるって、そりゃあ難しいことだと思います。
ぶっちゃけ言ってしまうと、
ガンガン犬が引っ張っていたって、人っ子一人いない場所に住んでいたら、気にしない方でも
それを気にするということは人目を気にされるからでしょう?
そういう、犬にストレートに通じない「何か」があるうちは、
「そこ正解!マークして」
がなかなか伝わらないし、ガウガウする犬をホールドしたくても
周囲の意見が気になるし・・・
自分の犬にも「ガウ」って言われるし・・・^^;
犬に選択する時間を与えてしまうから、いつも通りの失敗につきすすんでしまうのでしょう。

何をマスターするにも、自分の生き方に自信が持てるにも
どんなことにも時間はかかります。
それはあきらめではなく、達観であると私は考えています。

今日はつくばの散トレ。
達観を深めあいましょう^^;皆様よろしくお願いいたします。


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