私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

他の犬におかあさんがおやつをあげている!

他の犬におかあさんがおやつをあげている!

という光景を目にした時に、やきもち焼きの犬は・・・
他の犬を蹴散らしたりします。^^;
犬のやきもち・・・犬に聞いてみないと、嫉妬心なのか飼い主を守る行動なのかは定かではないですけど。

守る、ということは少なからず対象を危険と感知しているということで、
守らなくて良いよ、と教えるよりも
相手は危険ではないよ、というアプローチの方が手続きとしては簡単かなと思います。
守る、という本能は持っていて当たり前。
危険であるという思いも持っていて当たり前ですが、社会化によって危険の感じ方を
減少させることが出来るはずです。


危険だと思っている犬・・・
ママをその犬から守ろうと頑張る犬に
ママはにこやかにおやつを差し出している・・・

犬たちの思うこと、考えることは定かではありませんが

お散歩トレーニングをずっと続けて思うことは
犬が何かを守る時、若さゆえの思い込みやこだわりがあるのではないかなと。
また先ほどの・・・
社会化によってキャパが大きくなることで、危険と感じなくなることは可能であると。

だから、嫌がるのならやめておこうという取り組みよりも、思い込みを崩しまくってしまう方が
その犬の成長のためによろしい、ということ。

同時に
人に対してリスペクトを。

飼い主の言葉に従うように、他人の言葉に注視できるか。
飼い主以外の人、にいかに社会化されるか、ということも犬自身を救うはずです。

こういう取り組みはトレーニング、というより慣れ、ということですから
慣れの現場に必要な温和な空気、感情、美味しい食べ物、褒められることなどなど
必要なアイテムをそろえた場所が必要です。
家庭でも、お散歩の場でも。
小さな取り組みも世界を豊かにできるのではないでしょうか。きっとできると思います。

一人でも多くの方が、優しい気持ち温かな気持ちで、あらぶる犬の心を癒してあげられるように、
その方法を提案し続けて行きたいと思います。

今日は稲毛の散トレです。
皆様よろしくお願いいたします。







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