私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

待つまたは迎えに(アピールしに)来させる






広場では自己紹介のあと、昨日予告したとおりちょっと実験的な事やってみました。

 1・飼い主さんがワンコさんの名前を
  あさっての方向(後ろ向いたりして)を見て呼んだらワンコさんはどうするか。

 2・オスワリで待たせて3mリード分離れて「おいで」って言うと、どうしますか?

 3・円陣組んでるみんなの周りをワンコさんとアテンションとりながら一周してみよう!

*





飼い主さんがワンコさんの名前を
あさっての方向(後ろ向いたりして)を見て呼んだらワンコさんはどうするか。

お散歩の途中で、犬が立ち止まってしまうことがある?かもしれません。
私たちはそれに戸惑ったり、驚いたり、心配になって、歩いている時にはかけないような反応をかけてしまいがちです。
要求吠えと同じで、
こちらは、不安感や苛立ちから相手をしてしまうわけですけど、犬に取ってみたら
反応ゲット!やった!
って・・・いう感じもあるかもしれません。(チャーリーはあります)
歩かないんです、というご相談があるとよくチャーリーのお話をするのですけど。
看板犬としてお店に出ていた頃お客さんが抱っこしていて、あろうことか
落としたのです。(怒)
その時から前足が痛いのですけど・・・だからお散歩で立ち止まると心配になるんです。
止まった→「チャーリー、大丈夫?」
みたいに。
これって・・・立ち止まった方が良いことがある、って思ったのかな?^^;いや、チャーリーの事だから絶対に思ったはず。声をかけると痛いほうの足を少し上げるんです。
で、ある時・・・痛くない方の足を上げてた!(爆)

面白いでしょう?
正面から対峙すると、プレッシャーになる犬もいれば、チャーリーのように
待ってました^^;的な犬もいます。
どちらのタイプにとっても、明後日の方向を見ながら犬を探すように真剣に呼ぶ、
と・・・
「ここだよ!」って真剣な顔で前に回り込んでくるはずです。アピールするかのように。
犬は、人に応えたい、というもともと持っているものを発揮してくれるのではないかと思います。
言い換えると、毎日の暮らしの中で、発揮させるように働きかけていますか?ということ。
過干渉になって、いつも覗き込んだり、世話を焼きすぎたり、見守れない、待てない
ということがないでしょうか?

まあ、そういう意味でも楽しめる遊び、トレーニングかと思いますので、日々の生活の中に
取り入れてみてくださいね。


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