私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

人への社会化

犬にとっての大切な社会化期・・・

「そんなことはもう過ぎてしまったし、私には関係がない」
と考える人が結構いるのではないですか。

そうすると、悪い連鎖を断つことができないですよね。

正しい知識を持つことで、これからに生かせる。間違ったことに加担しないようにしていけばいいのです。
明らかに社会化においては「致命的なペットショップでの購入を避ける」ということを含めてです。

子犬同士遊ばせて社会化させているから大丈夫、というショップも増えてきましたが、
犬との社会化だけが出来ていても不十分です。また子犬に社会化されたも、犬全般に社会化できているとは言えません。
親から早く離したほうが飼い主への社会化が進む、と真顔で話す方もいますが
人への社会化というのはそういうものではないのです。
繁殖する方が手放すまでにいかに人に社会化させるかが大切なんですね。犬だけで遊ばせておく、
はよくありません。
だから、そういう手間をかけられないのであれば、繁殖してはいけないわけですね。

小型犬ブーム・・・
ダックス、チワワ、そしてプードル。
異常な数の犬が市場に出回ります。
それらの犬が生み出される環境は、どういうものか考えたことがありますか?
あなたの犬の母犬が、どこでどう暮らしているか、あなたの犬が
誕生してから手元に来るまで、どういう状態で管理飼育されていたのか、考えてみたことはあるでしょうか。

これから考えてみませんか?

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適時適刺激について考えてみましょう。
「繁殖する方が手放すまでにいかに人に社会化させるかが」
につながることです。

 

理想の犬(スーパードッグ)の育て方 (文春文庫)
スタンレー コレン
文藝春秋


昨日はつくばの散トレでした(記事はまた後日^^;ないかも・・・^^;)

上の本は昨日のお供です。その中に
「野生犬の実験」
という記載があります。人と接触させないで飼育させた犬と、接触させた犬との比較実験ですね。
次回お話ししたいと思います。






葉っぱが色づいて素晴らしく美しい公園。
参加されて一年が経ち、今その成長と軌跡を振り返って
頑張ったご自分をどうぞ褒めてあげてください。お疲れ様でした。



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