私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

要求が強い分離不安

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要求による分離不安・・・

どういうことかというと。

飼い主さんが離れることによって不安を感じて、吠えて帰ってくることを要求する
そういうケース。

「なんでで置いて行くんだよ」
的な。

要求が強い個体っているでしょう?
それ自体は個性で別に問題はないんですけど、
要求に応えすぎる飼い主さん、応えすぎるというより・・・
応えないといけないんじゃないか、というような、要求に支配されると言った方が良いのかな
そういうタイプの方とのマッチングに問題があります。
犬の視線などが気になって気になって、常時犬を見ている・・・
そういう飼い主さんとのマッチングの問題が、要求吠えやその他置いて行ったときの
問題となる行動(破壊やマーキング)につながることもあります。
まあ、
不安から破壊、マーキングに至ってその時を紛らわすということもあるでしょうけど。
ストレス発散行動ですかね。

どちらにしても、困って困ってしょうがない場合は
精神的な囲い過ぎ、構い過ぎを飼い主さんが脱する必要があります。
それによって要求すれば聞いてもらえる→要求が激しくなる
という悪循環を断ち切ります。

一人でいることを褒める。
また
リラックストレーニングでリラックスすることを喜びや安寧であると教える。
それは自律神経系が正しく働くという手助けにもなるので心身が健康になります。
マッサージなどはやはり自律神経系を調整しますのでお勧めです。
炎症部位は悪化させますのでそこを避けてマッサージするなら方法などはあまり問題はないかなって思います。犬がうっとりする感じに。

いけないのは、
自立させなくちゃいけない、という思いが強すぎて
待てなどを、我慢させて教え込むことです。
我慢から待てるようになるのではなくて、楽しみを待つという感じで教えたいです。

と同時に
一人でいること=飼い主さんと離れていること=怖くない
を教えるために
一人でいる状態を褒める、また、不安症状が出る前に姿を見せる。
一人でいる状態を褒めるっていうのはどういうこと?
確かに。
褒められないですもんね。だから、褒めって言うのは嬉しいこと、だから褒めの代わりに嬉しいことを与えます。
そこでおやつが登場します。

続きます。

 

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