心が躍るくらい「良いもの」はどれくらいあるでしょうか?
パピーの飼い主さんに開口一番
「これだけは、というトレーニングはありますか?」
って。
また、次の飼い主さんには
「関係がこじれてしまって、もう一度関係を立て直すために
これだけは」
というトレーニングはありますか?
と、聞かれました。
さて、あなただったらなんて答えますか?
使うものは別ですけど、取り組み自体は同じで行けます。
それは条件づけの中のレスポンデント条件づけを使った
その子にとっての良いものを作り上げる
というトレーニングになります。
だから、パピーには名前を呼んでおやつ。
散々名前を呼んで叱られて関係がこじれた間柄でしたら
タンタンマーク(人が出す音)やクリッカー音。おやつを入れたタッパーを振る音
などですね。何か一つ決めても良いし、良い音だからたくさん作ってもOKです。
「名前を呼び過ぎると印象が薄くなる」
・・・?
というやってもみないのにそういう方がいますが。
結局条件づけが十分出来ていないのに、犬に延々投げかけて無視されていることが原因ですね。
印象が薄くなるのではなくて
良いイメージがない=良いものではない
ということです。
クリッカーをやってみたい方が増えてきましたが
いきなりカチカチ鳴らさないで、基本の条件づけから行ってくださいね。