
犬を飼って自慢したいわけではない
犬に「何か」させたがっていないですか?
何かをさせるのは悪くはないですが、
犬としての自信とか、飼い主さんとのコミュニケーションは良好ですか?
慣れる、経験する、乗り越えるために
社会化のために
どうしたらいいのか?
お散歩トレーニングに参加されると、何をするのか何をしたらいいのか?
緊張される方は多いですが、意外に何もしない^^;ので拍子抜けされることがありますね?
では、何かした方が良いのか?
何をするの?と考えると・・・何かすることで飼い主さんがさらに緊張して
「うちの子はこんなことも出来ない」
「あの子は出来るのに」
って・・・いうようなことを思いませんか?
結果、何もできない自分の犬にネガティブな思いを抱きつつ帰路につく
そんな経験をしていただきたくはないのです。
そして犬たちに対しても、飼い主さんはそういう思いやりを持っていただきたいと思います。
犬たちはそこにいて何もしていないと思いますか?
そう思うこと自体、犬に対する理解が少ない=犬とのチャンネルが開かれていない状態
ではないでしょうか?
すると・・・
犬が求めることと
飼い主さんが求めることが
微妙に違ってきているのですよね。
どうして犬を飼うのか
そういう命題にもかかってくると思います。
どうして犬を飼うのか?
「犬が好きだから」
「一度飼ってみたかったから」
そして・・・誰しも、何とか暮らしていける、飼いつづけることができると
予想するんですね。
で、予想と違うことが沸き起こるものですから、驚いてバタバタしてしまうのです。
一緒に暮らすのには我慢できない問題が起こる、ということです。
以前から犬を飼っている方も、そういう事態に巻き込まれることがあります。
経験不足から起きることではないんですね。
その時の状況、環境と共に、犬を取り巻く情報の多さが原因だったりします。
何が言いたいのかというと、
犬に多くを求めすぎる、ことが良い結果に結びついていないのではないかということ。
何かをさせようとし過ぎる。
犬のニーズに合っていないということ。
犬たちはただ、人のそばで安寧を得たいのではないでしょうか?
安寧を得るためには、その犬その犬で心も体も成長していかなくてはいけない。
そのために必要なことを、人は与えられているか?
ひょっとしたら?
余計なお世話であることを延々犬に求めて、犬に嫌われていないか?
そこを冷静に考えていただきたいと思います。
子犬ならなおさら、
いたずらもするし、訳わからないことをやらかすものです。^^;
その時、人が大人気なく叱り倒したとしましょう。
キャパによっては怖いと感じたら近づきたくない、と思うでしょう。
愛ある叱りなんて感じないでしょうから。
時が立てば、叱られたことを忘れて近づいてくる・・・叱られてありがとうではないんですね。
ただ忘れてしまうだけでしょう。
人間の感情をかぶせすぎない、無意味な擬人化は良くないと思います。
誰に自慢するわけでもない、自分なりの犬との暮らし、それで良いのではないでしょうか?
私はそれで良いと思っています。
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