
君の本当の姿を見せてね(3)
ただその日のその子は・・・
吠えたら相手が去るとか、何かメリットがあるのかもしれないですが、一番の目的は
「試し行動」
なのだと思います。
警戒心から
「このくらい吠えたら相手の本性が出るのではないか?」
的な行動ではないかなぁと思っています。
最初に戻ります。
珍しく一対一で取り組んでみました。^^
怖いんだけど興味がある。飼い主さんの後ろに下がって必死になる。
そういうタイプが私は好きだと、本にも書きましたが。
ま、非常にメンドクサイ^^;タイプですけどね。
一旦心を開いたら、とことん信用を得られることは間違いないと思います。
吠える、手を伸ばせば後ろに下がって吠える。
手をひっこめれば、こちらのパーソナルを無視して^^;近くまで来て吠える。
動くと後ずさる・・・
野良ワンみたい。^^;
相手が信用できるかどうかの試し行動でしょう。
手を伸ばして逃げる(逃げられるわけですから)咬む、という意思はないです。
ただ、
リードを短く持たれて退路を断たれれば反撃します。
3つのFは
順番に進み、また戻ります。
固まる、危機感がつのれば逃げる、逃げ場がないと感じたら一転攻撃に転じる
また逃げる、そして固まるとか・・・
だから、リードを緩めてあげて欲しいのですね。
リードを短く退路を断たれ、挙句に
リードを引かれ、怖いと思う相手が近づき撫でる・・・
いや~、自分自身だったらどう思います?
怖くないよ~、
って近づかれても、怖いものは怖いんですから。(怖さを克服するための
キャパのでっかさは求め続けたいものです)
そういう経験を何度も積んで、
3つのFのうちの攻撃するがいきなり発現する犬・・・
意外に小型犬が多いですが・・・そうなってしまった、そうさせてしまったケースが滅茶苦茶多くなっていると思います。
良かれと思うことが犬を追い詰める
まさにボタンのかけ違いですね。
何でこんなことになっちゃうんでしょうかね?
私は社会化云々ではないと思っているんですよ~。
人が動物であることを忘れてしまったからではないかなぁと思っています。
それぞれのスペースを尊重する=共生する
なはずなのに、結構ズカズカと侵入しますよね人間って。
しかも道具を使って。
犬なんだから人に従いなさい、ではないんですね。
犬なのでどう感じどう行動するかを人が学ばねば。
その上に、しつけが施されるべきではないかと思います。
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