私は社会化のドッグトレーナー@犬の森

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

攻撃性も吠えもまずは観察・早めの介入から

犬の攻撃性を考える時、そして攻撃的な犬に対処する時、大切なことは 犬のボディランゲージ(シグナル)の知識を持つという事だと思います。 積極的に犬同士が係り合う場所で、犬を観察するドッグウォッチングとか 犬のTVを見るとかも役に立ちますよね。 お散歩トレーニングは多い時は10頭以上の犬が集まりますので 「犬を見る目」が養えます。 最初は 「えー!シグナルなんて全然分かりません。犬のどこを、何を見ればいいんですか?」 と、 犬を観察しなさい、って言われても 言われた言葉の難解さにビビっちゃうんですね。仕方ないですよね。 犬を飼うのが始めてだったり、子供の頃から犬がいても 積極的にお世話していたわけじゃないし、関わることもなかったし、とかの方がほとんどですもんね。 でも、 自然に理解出来るようになるんですよね。 だって、実際そうではないですか? 自分の犬が何を考えているとか、2年くらい一緒にいると 手に取るようにわかるようになるでしょう? 「あ、ガウガウ言いそうだ」とか。 「イライラしてるな」 とか。怖がっている、飽きてきた、嫌がっている、喜んでいる。 他の誰よりも理解できるようになりますよね? そういう力は自然につくはずなのに、力で犬を制する仕方をトレーニングだと習ったり 思い込むことで、 見なければいけないことを見逃し、 見逃してあげたい失敗を叱る。 そんなことはありませんか? 例えば、 犬にガウガウする子の場合。 ガウガウの対象を見つけた時、すでに犬は何らかのシグナルを出しています。 耳の形、体つきなどで知ることが出来ます。 こちらなどは役に立ちますよね。 http://dear-paws.com/download/animal-behavior-guide.pdf そのシグナルを見たら、すぐに対象からインターセプトすればいいのです。 インターセプトとは? 対象から気を逸らすことですね?だから対象物との間にあなたが割り込んだり 手でさえぎったり、名前を呼んでこちらにアテンションを取ったり。 方向転換でもいいし、オスワリさせておやつを食べさせるのでもOK。 あなたと犬とがその時出来ることで、回避すればいいのです。 出来ることを増やすために、毎日少しでもいいので基礎トレーニングをされると良いですね、 というご提案をしています。 これくらいの簡単な事でいいのです。 でもなぜ、強制的な手法になるのでしょうか? それは犬に失敗をさせ過ぎるんですね。 犬が観察するに任せ過ぎなんです。 ウィークポイントのある犬は、私たちが考える以上にフォローが必要なんです。 犬に考えさせる、というのが通用するのは落ち着いた穏やかさが身についた犬。 スイッチを入れないためにはびっくりするくらい早めのタイミングで介入します。 見させないんですね。 トレーナーはそれが上手いので、リードを持つと犬が変わったかのように見えるわけです。 早め早めにアテンションを取る、これですね。 吠えるかしら~、どうかしら~?ではなく、吠えさせないように吠える前にアテンション。 もし吠えたら? そんなこともあるよね~、と次頑張ればOK。 クリックでの応援よろしくお願いいたします。 にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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