今日は金曜日に行って来た神奈川県動物保護センターでのお話しをします。
実習生さんと(近々ブログを始められるそうです^^)
お馴染小麦のかぁちゃんと一緒に行ってきました。
5年ごとの動物取扱業の登録の更新に行く、ということで
じゃあ一緒にセンターの見学をお願いできないかと思い
業務課長さんに頼んでおきました。
前回の見学の時の課長さんは移動されていて、今回は新任の方でした。
ご丁寧にいろいろありがとうございました。
私は施設を持たない出張訓練をしていますので、施設の平面図などは用意しなくてもいいのですが
施設を持つ販売、訓練、保管の業務は提出しなくてはいけないことになっています。
また、登録後、視察もある。
業にふさわしくない施設で業を行うことで、いろいろな「あってはならないこと」
それをを防ぐ
という目的ですね。
なので、新しく動愛法が改正される時には
動物保護団体にも適応されるようになる、可能性もあるでしょう。
業ではないけれど、たくさんの命を扱うところですので。
また、お金のやりとりのある繁殖、犬の受け渡しには、この業としての登録が義務づけられています。
バックヤードブリーダーを一掃する目的です。
後、業をする者が心しておかなければいけないことは
一般の目、チェックは厳しいですよ、ということ。
通報はOKなのです。
あそこで酷い犬の扱いをしているよ、という通報は、愛護推進委員でなくとも
一般の人も当然しているということを忘れないようにしないといけないと思います。
登録申請は10分ほどで終わり、施設の見学に移りました。
「動物教室」という名称になったのですね。
また、以前とはいろいろ変わったところがありまして、センター職員さんたちのご努力がしのばれます。
猫の譲渡も始まりました。
うちにいる凶暴猫^^;とは違う人懐っこい子たちが飼い主さんを待っています。
良く育ててもらったね、幸せになってね。
譲渡ご希望の方は「わんにゃん教室」を受講後、譲渡会に出席できます。
くじ引きになっちゃうそうですね。
小麦のかぁちゃんが、心引き締まる内容をアップしてくださいました。
ぜひご覧ください。
http://komugityuudoku.blog92.fc2.com/blog-entry-355.html
ご存知の通り、小麦君の噛みでいろいろ試行錯誤、トレーニングに励んでいらっしゃいます。
それでも、なお噛む。
その時に、周囲の人間は飼い主さんの頑張りを否定するようなことを絶対に口にしてはいけないんですね。
あなたの元に、こういう子が来た時、あなたはどうするか?
なのです。
命ですから、こうすればこうなる、
ということはないんですよね。
すべてのストレスを排除することはできないし、たとえ排除できたとしても
命はそれぞれ、ホルモン、感情などの内的なストレスを抱えて生きているわけです。
そこに踏み込んで、意見することは
励ましにはならない、そう思います。
どんなに大変な仔でも、私たちが手放したくないと思えば手放される命はない。
でも、この世の中何が起きるか分からない。
事故、とはそういうことでしょう。
その時に、法が手放すことを要求するかもしれない。その時私たちはどうするか、なんですね。
今の時代、これからの時代、何が大切か。人や動物に何が求められるか。
共感の時代
なんでしょうね。
なぜ噛むのだろう。なぜそのようになるのだろう、と思いやる時に
噛んだ、だから処分しろ、
には絶対にならないはずだと思うのです。
噛むことは罪深い、罪には罰を・・・そうでしょうか?
そう断言できるほど、私たち人間は素晴らしい動物でしょうか?
そう断言することから、「救う」ことが生まれるでしょうか?
収容されたオリの中には、放浪犬がいました。22年より神奈川県も収容犬がインターネット上で閲覧できます。
ただし、インターネット上に載っていない収容犬がいます。
どういうことか分かりますか?
持ち込みなんですね、飼い主による持ち込み。
明らかに年をとっている犬がその中にうずくまる。
インターネット上にその犬はいない・・・
そういう仕打ちをされてもなお人を噛まない犬はたくさんいますね。
噛まれても当然の人っていませんかね。こう書くと語弊があるでしょうか。
人の罪は誰が罰するのでしょうか。

この真に動物を守る法律に向けた署名の中の2つめに
「引き取りを求められた時は、これを引き取らなければならない」とする行政義務規定を撤廃すること
動物愛護管理法第35条第1項の義務規定は、35年以上も前に制定された、おびただしい数の犬猫を殺処分するための規定です。これは無責任な飼い主から犬猫を引取りゴミとして処分するに等しく、動愛法が禁止する「みだりに殺す行為」といえます。
国が犬猫の引取り数半減を目標と掲げる現在において、この義務規定は撤廃すべきです。
対象数113のうち実に84の自治体が「引取りを断る事ができる規定が必要」と回答しています。
と言う記述があります。
職員さんも、見捨てて良い命など一つもないと思って毎日従事されているのです。
犬猫の殺処分をなくそうと思う人の中には
センターや職員さんを目の敵にする方もいるようです(今は少ないかな)
どうぞその方々には、一度センターに足を運んでいただき、
正すべきものが何かを、考えていただきたいと思います。
「犬はいいんだよ、飼い主を変えて、飼い主を教育してくれ」
と・・・
噛む犬をたくさん見てきた職員さんの言葉を、深く考えてみたいと思います。
神奈川県保護センターの「動物教室」は日大、麻布大などの大学生の見学から
少人数の見学まで広く開かれた教室です。
真摯なお気持で参加されたい方は、私が同行いたしますのでお申し出ください。
事前予約が必要になっています。
尊いたくさんの命に黙祷を。
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