はい、犬が何か行動した、そしてそれにご褒美を上げてトレーニングしようと思っているわけです。
オペラント条件づけ。
ただ、犬はこちらの思う通りには動きません。失敗ばかり。
だから褒めたくても褒められないし、叱ってはいけないと思っても
イライラして眉間のしわが深くなる・・・
そう、人はなかなか未熟だったりしますから、熟練トレーナーのように
忍耐強くはない。
その時!
あなたという存在が、犬にとってどういう条件づけをされているでしょうか?
レスポンデント条件づけの連続なんですね。家庭犬、迎えられた家庭で
起きることは一つ一つ、条件づけの過程なんです。
犬はそもそも、子犬は指示されたってそれが何のことかわかるはずもない。
なのに、マテと言われてもボーっとしているかも。
がみがみ言われて固まっているかも。
そういう何のリアクションもない子犬に、飼い主さんはイライラ。
すると、
「ここは危険だ」
って、犬が思っても不思議ではないでしょう?
飼い主さんの存在が危険、と思うかもしれません。
危険と感じると防衛本能が表に出ますよね?
だから、余計に人から見ると頑なに見えちゃうんですね。
こまめにせっせと世話をしているのに、何にもしないお父さんや子供さんの方に
なついてそばにいる。
家庭内の順位ではないのですよ~。
家の人より獣医さんの方が好き、よその飼い主さんの方が良い、
全部が全部そうではないとも思いますが・・・あなたが危険な感じ、醸し出していませんか?
ということを考えていただきたいな、と思います。
犬を迎えたら名前を呼んでおやつ、をまずはお願いしています。
お家の中でもどこでもできますよね?
それはトレーニングとしてと言うより、もうお分かりですよね?
名前に良い条件づけをさせたいからです。
ちなみにこの条件づける過程をチャージングと言います。
もちろん、名前を呼んで褒める、でもOKですし名前を呼びながら遊ぶでもOK。
犬がうれしい、楽しいと思う事なら名前を良いことと条件づけるための対提示の刺激になり得るのです。
なので、強化子としてのおやつではない。
そこの誤解、認識不足があるのでおやつが取引みたいな発想を持ってしまうのでしょう。
この条件づけ。一生涯継続しても私はOKだと思うんですよね。
おやつをあげる時には必ず心を込めて名前を呼ぶ、とか。
撫でてあげる時に名前を呼ぶとか、です。
むしろここをおざなりにして、難しいことをしようとしていないでしょうか?
もう一度チェックしてみてくださいね。
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