貴重な晴れ。昨日は久々の散トレ。城址公園の外周の美しい新緑
外に出ると一歩も動けない
あー、外に出るどころか・・・犬具を装着できないとか
出て動き回れるのはいいけれど、制御不能状態で吠えまわる・・・
など。
私へご相談をされる多くの方が、そういうかなりシビアな状態からのスタートだったりしますので、
条件づけ、
これを重視したトレーニングを行っています。
特にレスポンデント条件づけね。
犬は何もする必要はなく、ただそこにいてこの場が安心できればまず一段階クリア!
だから、怖い、を極力なくしていきます。
なぜ、散歩の形か?わかりますか?
犬のためではなく飼い主さんの学習の場だからです。
困難な問題があると、お散歩自体苦痛だったりしますから。
みんなと一緒だったら頑張れる。
問題を理解してくれる人の集まりだったら、恥ずかしくなく頑張れる。
飼い主さんによりよい環境を整えてあげるためのトレです。
継続できて、犬を観察できて
観察するだけでなくご自分の犬トレーニングを行うことでより犬を知る。
ある特定の動物種についての知識はなくとも、どんな動物がどんなふうに訓練に反応するかが分かれば
一ヶ月ただ動物を観察するよりも、三十分間訓練する方が、ある特定の種の社会的信号がどういうものかを
もっとよく知ることができる。byカレンプライア
犬に、「大丈夫」という思いを壺一杯にしてあげられるか。
そのためには、ちょっと不安な環境でも、飼い主さんに集中することで
怖さや不安を乗り越えさせてあげるのは必須でしょう。
避けていては何も生まれません。
クリッカートレーニングはオペラント条件づけを使った
トレーニングなのですが、それに使用するクリッカーと言うのは(クリッカー音)は
レスポンデント条件づけです。まずは音=良いこと、に仕立て上げます。
仕立て上げられたものを、赤字で記入した嬉しいこと、犬にとって嬉しいこととして使って行きます。
飼い主さんがしっかり犬を見られる。
犬は正解をマークされることで・・・それって嬉しいんですよね。
なぜって?
そうそうゲーム♪、やってみました?
一度やってみてください。
犬の気持ちになれるかもしれません。
正解に到達したとき、相手の人に
「そう!」
とマークされた時の嬉しさ!
ぜひ味わってみて欲しいんですよね。大阪お散歩会でもいかが?
正解自体がご褒美になる。
ということはトレーニングはご褒美。そう考えることで
ご褒美を用意できる飼い主さんの力を養う、それもトレーニングということができると思います。
トレーニングというと、詰め込む、無理やり、いやいや・・・
特に運動経験のない方、コツコツと勉強することが面倒だったりすると
トレーニングを誤解しがちかなと感じます。
基礎からつくり基礎を頑丈にして、その上にどんどん筋肉をつけスキルを向上し。
早急に結果は出ないのは何の道でも同じことです。
でも、自分自身の頑張りを、頑張る気持ちを保つことは素晴らしいことだと思うんですよね。
いつも応援ありがとうございます♪