私は社会化のドッグトレーナー 第3章

犬の森発 吠える咬む犬の問題行動研究所 @小田原

条件づけを生かしましょう

貴重な晴れ。昨日は久々の散トレ。城址公園の外周の美しい新緑 外に出ると一歩も動けない あー、外に出るどころか・・・犬具を装着できないとか 出て動き回れるのはいいけれど、制御不能状態で吠えまわる・・・ など。 私へご相談をされる多くの方が、そういうかなりシビアな状態からのスタートだったりしますので、 条件づけ、 これを重視したトレーニングを行っています。 特にレスポンデント条件づけね。 犬は何もする必要はなく、ただそこにいてこの場が安心できればまず一段階クリア! だから、怖い、を極力なくしていきます。 なぜ、散歩の形か?わかりますか? 犬のためではなく飼い主さんの学習の場だからです。 困難な問題があると、お散歩自体苦痛だったりしますから。 みんなと一緒だったら頑張れる。 問題を理解してくれる人の集まりだったら、恥ずかしくなく頑張れる。 飼い主さんによりよい環境を整えてあげるためのトレです。 継続できて、犬を観察できて 観察するだけでなくご自分の犬トレーニングを行うことでより犬を知る。 ある特定の動物種についての知識はなくとも、どんな動物がどんなふうに訓練に反応するかが分かれば 一ヶ月ただ動物を観察するよりも、三十分間訓練する方が、ある特定の種の社会的信号がどういうものかを もっとよく知ることができる。byカレンプライア 犬に、「大丈夫」という思いを壺一杯にしてあげられるか。 そのためには、ちょっと不安な環境でも、飼い主さんに集中することで 怖さや不安を乗り越えさせてあげるのは必須でしょう。 避けていては何も生まれません。 クリッカートレーニングはオペラント条件づけを使った トレーニングなのですが、それに使用するクリッカーと言うのは(クリッカー音)は レスポンデント条件づけです。まずは音=良いこと、に仕立て上げます。 仕立て上げられたものを、赤字で記入した嬉しいこと、犬にとって嬉しいこととして使って行きます。 飼い主さんがしっかり犬を見られる。 犬は正解をマークされることで・・・それって嬉しいんですよね。 なぜって? そうそうゲーム♪、やってみました? 一度やってみてください。 犬の気持ちになれるかもしれません。 正解に到達したとき、相手の人に 「そう!」 とマークされた時の嬉しさ! ぜひ味わってみて欲しいんですよね。大阪お散歩会でもいかが? 正解自体がご褒美になる。 ということはトレーニングはご褒美。そう考えることで ご褒美を用意できる飼い主さんの力を養う、それもトレーニングということができると思います。 トレーニングというと、詰め込む、無理やり、いやいや・・・ 特に運動経験のない方、コツコツと勉強することが面倒だったりすると トレーニングを誤解しがちかなと感じます。 基礎からつくり基礎を頑丈にして、その上にどんどん筋肉をつけスキルを向上し。 早急に結果は出ないのは何の道でも同じことです。 でも、自分自身の頑張りを、頑張る気持ちを保つことは素晴らしいことだと思うんですよね。 いつも応援ありがとうございます♪ にほんブログ村 犬ブログ 犬 しつけ・訓練へ

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