昨日の記事の舌べらクリッカー音、出ませんか?
その場合は言葉でもいいですが、言い方をテンション高くでお願いします。
犬を落ち着かせる声とは真逆な感じが良いですね。
「YES!」
などが、犬が閃きやすい(ちょっとはっとするくらいがいいです)かな。
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普段何気に行っていること,
知らず知らずに身に起きていること。
条件づけ
ここからのお話しは皆さんちょっと面倒がってしまってすっ飛ばし気味になりますが^^;
ちょっと辛抱して読んでね。
条件づけの中には
レスポンデント条件づけ(古典的条件づけ)と
オペラント条件づけとがあります。
レスポンデント条件づけとは、条件づけされる私たちが行動を起こさなくても
周りの環境刺激によって条件づけされます。
最近のうちのココの場合ですと、
金属音を聞くと怯えて震えが出て、天井などを見上げて外に出たがる。
そう、地震の影響ですね。
警報音と地震を条件づけて、さらに、金属音まで般化してしまった、という条件づけ。
オペラント条件づけとは、私たちが何らかの行動を取った直後に、
自分にとって嬉しいこと喜ばしいことが起きると、もっとその行動を取ってみたくなる
行動が強化するように行動と良いことを条件づけた。
カレンの例だと、
カレンは以前も書きましたが歯をむき出しにして笑います。
カレンが笑うと私たちは大喜びするので、カレンの笑いは強化されました。
自分の行動が人を動かす、喜ばせることを条件づけました。
(もちろん、行動の後に嫌なことが起きると行動は減るでしょう。
あ、でもねカレンの笑いはどちらでもそのままだと思いますけどね。
感情表現だから)
上記の二つの違いは何でしょうか?
(共通点はどちらの条件づけも良いこと、悪いことと関連づける、ということ)
それは良いこと、悪いことが起きる前に、ココとカレンの行動があったかなかったか。
レスポンデント反応の時はココは何もしていません。
オペラント反応の時は?カレンは笑っていますよね?行動しています。
大きくこの違いがあります。
ということで、犬のトレーニング、というと
オペラント条件づけを使う、ということが一般的になります。
犬に行動を起こさせる、その行動の後に行動に対して意味をつけて行くわけです。
犬にとって嬉こしいと をする、嬉しいと思っていることを取り上げる、嫌なことをする、嫌だと思っている行動をなくしてあげる、という4種類の方法があります。
クリッカートレーニングはオペラント条件づけを使った
トレーニングなのですが、それに使用するクリッカーと言うのは(クリッカー音)は
レスポンデント条件づけです。まずは音=良いこと、に仕立て上げます。
仕立て上げられたものを、赤字で記入した嬉しいこと、犬にとって嬉しいこととして使って行きます。
いつも応援ありがとうございます♪