リードが張れることも罰ではないから
トレーニング中も、
少しの時間リードを放していることも、
市の職員さんの目に止まれば
「リードを放さないで」
と注意されます。
当然公道で放すことは文字通り犬の命取りになるのでNGです。
なかなか山奥でなければオフリードは難しい、そういう環境事情の日本の犬たちですね。
愛護推進委員なので、
「トレーニングです」
もしくは
「トレーナーとして制御できます」
と言わないと、ブログでのオフリードの写真掲載も、なかなか許されなかったりするんですねぇ。
と、そんなこんなで、
行政と喧嘩するよりも、じゃあ、オフリード感覚のオンリード技術を身につけようじゃないか
その方が手っ取り早いし、犬が悪者にならないかな、と。
そんな思惑もあってのリード使い、リードのハンドリングを学ぶ、ということです。
ゆるゆるな使い方ですね。
リードを張った状態で犬を動かさない、事を目指します。(難しい)
このお話をして、次に3メーターリードのお話をすると、
リードを長くのばして、犬の欲求のまま行動をさせる、そこに飼い主さんへの
アテンションがない状態=制御がきかない状態
に至る方が、ままいらっしゃいます。
叱らない、と相まって、犬はやりたい放題なんですね・・・
それはNG。
叱らない、ゆるゆるなリード使いというのはして欲しくない行動を許可するのとは別です。
吠えるのでしたら止めましょう。
引っ張って歩くのはNG。一度止めて脚側に。
止まっている時は、犬のとっさの行動に備えてリードは短くしてください。
短くしつつ緩めることをお願いします。
動画・・・柏の葉公園ですね。
周りが見えているココのリードは緩め、テンパっているチャーリーは
ハーネスによるホールドラッピングをず~っと行っています。
それでも駄目だから、座らせました。
しっぽが振れ始めました。我に帰りました・・・
リードにテンションをかけることを嫌う方は、このようなこともかわいそうと思うのでしょう。
でもチャーリーのリードを緩めれば、自分のテンパリ度のまま
無我夢中で歩きまわるんですね・・・理由なく。自分がどうしていいか分からなくなるから。
衝動的な感じ。なんとかしてあげたいです。
こういう場合は、一度止める。
止めて、我に返るまでその場にいさせた方が良いと思います。
逃げるという行動を強化させないために
http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-1424.html
(逃げればよだれをたらすほどのストレスを出します。我に返ると、もうその場で平静にいられます)
そのために、リードが張れると止まる、
そして座る、出来たらアテンションが取れるまで頑張る。
アテンションを長く取れるようにする。
おすわりも、声掛けも、究極のトレーニングの集大成。
http://charlie1210.blog113.fc2.com/blog-entry-1396.html
こういった基礎的な練習を行いつつ、毎日実践で生かす、ということをお願いします。