対犬に吠える場合、頭を誘導してこちらにアテンションが取れれば
究極的にアテンションの持続で犬をやり過ごせる、というわけです。
についてお話ししますね。
行動分析で、
犬が怖くて吠える犬の例で
吠えることで、犬を追い払えたと思い込むことによって次から吠えが酷くなる、
が出てきます。
お散歩に行ったときにあなたの犬が、犬が嫌い、怖いと仮定します。
最初は固まっていた犬が、どんどん犬が近づいてくるのを見てせっぱつまって
「ワンワン!」
吠えたとします。
すると相手の飼い主さんが
「ああ~、怖かったのね、じゃあ行くわね」
と去って行った・・・としましょう。
あなたの犬は何を学んだか、が問題です。
吠えたら犬を追い払う事ができた
と?
そう受け取ったとすると?
そうですね、それは=追い払えたは、犬にとってのメリットになるので
次から犬を見れば吠えるようになる、かもしれませんね。
「かもしれません」
というのは、絶対にそうなるか、とは言い切れないからです。
なぜなら、犬の性格、キャパなどには違いがあるから。
ただ、ここで大切なポイントは
犬はメリットのある行動を次からも取るようになる、
行動はそうやって強化されて維持する、ということです。
巷にいう、
飼い主さんを差し置いて支配的に吠える
のではありません。
飼い主さんが
「なぜ吠えるのでしょうか」
とお聞きになる時に、
「支配性により、優位に立っているから」
と一つの答えが返ってくる方が安心ですか?トレーニングにぶれがないと言いますか?
分かりやすく、実行しやすいですか?
そうやって同じことを繰り返すことが正解でしょうか?
支配性?
犬にとってのメリットが何かを見極める、だから即答はできないのが正解です。
ただし、上記の場合の吠えを矯正するときは、
メリットを起こさせないようにする(吠えても犬が去らない環境を用意する=お散歩トレーニングの様に)
か
吠えたから犬が去った、という思い込みを壊すために
吠えるの代わりに違う行動をさせましょう、
という方法が考えられます。
それをもとに、お散歩トレーニングでは、
犬が怖いと思っている犬のクリティカルディスタンスに侵入しない距離を保ちつつ
飼い主さんが犬にインターセプト(しつつアテンション)を取る練習をする、
そして、おやつの力を借りたり、地面の匂い嗅ぎをさせることで
警戒心を解き、クリティカルディスタンスを縮めて、犬がそばにいても気にならなくなる
という狙いを持ってやっています。
その時に、リード使いであったり、犬を動かすテクニックであったり
そういうものを基礎トレで培いましょうね、という私の提案です。
一見バラバラに見えるものを飼い主さんが上手に取り出して、必要な時に必要なものが
使いこなせるようになると素敵ですね。
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