以前10歳のワンコさんのハウストレーニングに行ったときのお話を。
オンラインスクールの記事から抜粋します。
12月13日の記事ですね。
・・・
ハウストレーニングですね。
どうして10歳で?「今さらですが・・・」と仰っていらっしゃいましたが、
理由があったのです。
昔、キャリーに無理やり入れて、3日も慣らすためといってトレーニングしちゃった。
それで、箱に入れられること一切大嫌いになってしまった。
おまけに分離不安もある。
(省略)
違う場所に預けるにしても、まずはキャリーやケージに慣れさせないと・・・
というご依頼でした。
まずはおやつを使った簡単なゲームをします。
犬を動かして、リラックスしてもらいますね。
まあ、飼い主さんとのカウンセリングの間、たいていの犬は私の隣で伏せっていますから
それでリラックスしていることは分かるんですけどね。
タンタン♪おやつ、をまずやってみました。
驚いたことに、トレーニングらしいことは何もしてこなかった10歳の犬が
タンタン♪を聞いた時、ハッとした顔をしたんですね~。
すごい衝撃的!って顔。
これを見て、こんなに衝撃を与える音は合図ではもったいないよね、と改めて思ったわけです。
正解を与える褒めの音、最強の音に使わなければもったいないと。
お座り、タンタン
伏せ、タンタン
立って、タンタン
手の動きに合わせて、ついてくるついてくる。
しかもすごい集中力。飼い主さんはそういうわが仔を見ると、どうしたって
涙腺が緩みますね。
犬と暮らしていて幸せだな~と感じる瞬間ではないでしょうか。
キャリーとケージ、双方におやつを投げ入れて、自ら入る練習をします。
飼い主さんがやると、後ろ足が微妙に残って入らないんですよね。
それは?
以前無理やり入れたから。
私はふた(扉)を閉めません。しめる人ではないので犬は安心して
中に入っちゃうんですね。
だから、人は無理やり犬に何かしたらダメなんです。後遺症がどこかで出ますね。
自分から入る。
不安にさせるようなことをしない。
ケージに入った、でも出て来ないのね・・・閉じ込められる不安感がないから。
そこまで出来て初めて、少しだけ扉を閉じます。
そしてすぐに開ける。
不安でキューンキューン言わせたら失敗。もちろんがりがりひっかくのも失敗。
そういう不安から出る行動が出る前に、犬を出す、事が大切です。
中にいても不安を感じない。その時間をどんどん長くしていき、
出来ればその中に入りたい、と思うまでおやつ投げゲームをする。
次の段階としては、
「ハウス」のコマンドをかけておやつを投げ入れる。
投げ入れる動作でハウスに入れるようになってきたら、「ハウス」のコマンドだけで
入るかどうかやってみる。
で、ハウス、というのはハウスに入り続けている、ということを教えたいので
お座りと一緒で、1秒数えて、解除の合図を出して出させておやつ。
だんだん時間を長くしていきます。
長く出来たら、上からおやつを入れられるケージでしたら上からおやつをバラバラ落とします。
おやつが次から次へと降ってくる・・・状態。
まるでケージが魔法の箱、であるかのように演出してあげてください。
これを続けていると、入っている時にリラックスできるようになると思います。
筋肉が緩んだ状態です。
そうすれば、扉を閉じても、大人しくしていられるはずだと思います。
犬によってリラックスできる時間に差があると思いますが
どの仔でも可能なトレーニングですので、ご相談された時にはぜひご提案してくださいね。
あ、ついでにハウストレーニングのお話になってますが、タンタンマーク♪のお話です。
母音が犬には拾いやすいのでしょう。
運動経験のある方にはわかりやすいかなと思うのですが・・・
プレー中にホイッスルが鳴った時って、体に(脳に)電気が走りませんかね?(爆)
あんな感じでしょう。
では小田原の散トレでの動画をご紹介します。
簡単ですから皆さんもやってみてね。
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